16世紀にオスマン朝の遠征のミニアチュールを描いたマトラクチュ・ヌスーフの作品を展示する「16世紀オスマン朝の使者、マトラクチュ・ヌスーフ」展が、2016年9月1日に東京で始まる。
トルコ首相府の監督下にあるイスタンブル歴史遺産文化対話協会により実施される「16世紀オスマン朝の使者、マトラクチュ・ヌスーフ」展は、サラエヴォ、ベオグラード、イスタンブル、ウィーンに続き、9月1日~8日の会期で、東京都渋谷区にある渋谷文化センター大和田ギャラリーで開催される。
■次は、パリとワシントン
ベステ・ギュルス氏がキューレーターを務めるこの展示会では、画家セイム・エルソイ氏の指導のもと、12人の芸術家が、オスマン・トルコ芸術の重要人物マトラクチュ・ヌスーフの、「イラン・イラク遠征記」と「エステルゴン・ベオグラード征服記」にある都市図の一部を陶版作品や、マトラクチュの詩文の一部をディーワーニー書体で書いた書道作品など、41点が展示される。
展示会では、ミニアチュールを通じ、遠征の向かった先や、オスマン朝の文化や政治について知ることのできる。この展示会は、11月にはパリのユネスコセンターで、12月にはワシントンでも開催される。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
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