サウジアラビア:ウムラとメッカシーズンに向けた作業を開始
2016年09月19日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビア:メッカ巡礼シーズンに向けた作業を開始

【リヤド:本紙】

ハッジ・ウムラ省のムハンマド・ベンテン相は、次回(ヒジュラ歴1438年)のハッジ(大巡礼)とウムラ(小巡礼)のシーズンに向けた計画の準備を始めると発表した。同時に「今年の巡礼シーズンは、見事な成功と様々な国からやって来た巡礼者からの高い評価を受けて幕を閉じたが、作業は続いている。そのことは、まずはアッラーの恩寵であり、次に様々な公共機関の団結努力のおかげであると明らかにした。
昨日夜、巡礼者担当事務局局長と局員、大巡礼セミナーの来客者、ハッジ・ウムラ省が主催する広報コンクールの受賞者たちが参加した年次パーティーが開催された。その折、同氏は報道声明を発出し、「ハッジ・ウムラ省の方針は複数ある。長所を増やし、短所をチャンスと長所へと変えること、翌年の諸計画の策定について議論すること、巡礼者をもてなすための真摯な仕事の指示、作業能率の標準化、優れた人材の確保、設備等の物財への投資、技術向上の諸策を採用することである。これらはサウジアラビア政府が、大巡礼者や小巡礼者、訪問者に巡礼をより完全な形でできるよう便宜を与えるようとする意向に答えようとするものだ」と強調した。

ベンテン氏は、アラブ諸国とイスラーム諸国の大臣らから聞いた率直な話に肖って、自身の誇りを表明した。大臣らは、サウジアラビアが異なる国籍や国からの巡礼者にサービスを提供し続ける努力を強調したという。

大臣は記者の役割、そして記者がサウジアラビアの巡礼に対する努力を際立たせようとする中で果たしている国民としての義務を称賛した。また、記者は巡礼の秩序を守り、聖モスクを目指す巡礼者への配慮を優先するためのプロとしての最善の仕事を通じて、巡礼者が宗教的義務を容易に遂行できる可能性を示したと称賛した。

(後略)

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( 翻訳者:下條実紘 )
( 記事ID:41272 )