■アメリカ政府はイスラエルが入植を再開することで 約束 を破ったと非難
【ナザレ、ワシントン、ニューヨーク:アスアド・タルハミー、本紙、AFP】
アメリカは、イスラエルが占領下のパレスチナでの新規の入植地住宅建設に同意 したことを厳しく非難、同盟国であるイスラエルの政府が約束に違反したと指弾し、ユダヤ民主主義国家としての その未来を危機に晒すと 警告した。これに対し、イスラエルは、アメリカによる激しい口調の非難に反論した。
バラク・オバマ大統領は、イスラエルへの38億ドルの軍事支援に同意、またエルサレムでの故シモン・ペレス・イスラエル元大統領の慰霊式典 に出席していた。だが 、その数日後、ホワイトハウスは 「イスラエルよりもヨルダンに近い」土地に300戸もの住宅が建設されることを批判した。
米ホワイトハウスのジョシュ・アーネスト報道官 は水曜日、この決定が中東和平実現にいたる可能性を根本から 危険に晒すとともに、イスラエル自体にも脅かすことになると警告し、ベンジャミン・ネタニヤフ 首相の発言に対して、疑義が呈されるべきものだとの見方を示した。
アーネスト報道官は、新たな入植地住宅建設に関して「私たちは イスラエル政府から保証を得ていた。それゆえ、この発表は矛盾するものだ」と明言した。そのうえで、友人として話すのであれば、この事態は真に懸念の種である」と付言した。
(後略)
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( 翻訳者:森本瑠 )
( 記事ID:41375 )