アジア側ボスフォラス海峡沿いに新遊歩道
2016年10月22日付 Hurriyet 紙


イスタンブル広域市とベイコズ区が共同で進めている海岸拡大プロジェクトに関し、2015年に開始された作業の第2段階が終了を目前に控えている。市民らの利用のために建設された全長1.3キロメートルの遊歩道を全長3キロメートルへと拡張する本プロジェクトにより、遊歩道はチュブクル29(訳者註:ベイコズ街区内にある、結婚式場などにも利用される施設のこと)、チュブクル・ハヤルコーヒーとイスタンブル広域市ベイコズ区社会福祉施設の前を通り、パシャバフチェまで続いていく。

2015年に開始された本プロジェクトの第一段階であったチュブクル―カンルジャ間の遊歩道は、すでに作業が完了し市民に開放されている。イスタンブル・ボスフォラス海峡沿いの埋立地に作られた全長1.3キロメートルの遊歩道は、横幅が10メートル、またその一部には魚釣り用の場が設けられている。これにより、魚釣りをする人々と歩行者らが互いに不快な思いをしないよう考慮されている。新たな遊歩道には自転車用道路と歩行者用道路が設置される。

■娯楽施設前も通過

プロジェクトの第二段階となる、遊歩道のパシャバフチェまでの延長作業は、スピードを上げて行われている。チュブクル港から始まる、全長2.4キロメートル、横幅10メートルの新しい遊歩道は、チュブクル29やチュブクル・ハヤルコーヒー、イスタンブル広域市社ベイコズ区会福祉施設の前にも建設され、パシャバフチェにあるかつてのイスタンブル酒造の前まで続く。またこの新遊歩道には、自転車用道路と歩行者用道路が作られる。

建設地域に杭打機と鉄筋コンクリートの足場が用意されたことから、作業が早く進められていることが読み取れる。本プロジェクトが完了すれば、イスタンブルはボスフォラスを見渡すことのできる新たな遊歩道と出会うこととなる。

またプロジェクトの第三段階としては、パシャバフチェからベイコズまでの係留施設が建設されることが分かった。

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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:41466 )