■ロケット弾の発射に応えたイスラエルのガザ爆撃
【ドバイ、ガザ(占領地パレスチナ):本紙、AFP】
イスラエルの複数の航空機は今日(月曜日)、今朝、ガザ地区北部ベイトハヌーンから発射されたロケット弾がネゲブ西部に落ちたことへの報復として、同町への爆撃を開始した。
イスラエル軍は声明の中で、ガザ地区北部からイスラエル南部に向けてミサイルが発射されたと主張し、イスラエル軍の航空機がガザ地区北部にあるハマースが管理している施設およびガザ地区の他の場所に対する爆撃を開始したと述べた。
パレスチナの『ワファー通信』によれば、ベイトハヌーン北部の国境線上に沿って展開されている軍キャンプ周辺に集結しているイスラエルの戦車が、同町の北部を少なくとも2回砲撃した。その結果、物的損害が生じたが、負傷者が発生したとの報告はないと伝えた。
また、パレスチナの『マアン通信』は、ガザの北方エレズ検問所の近郊のキブツにある空地に砲弾が落ちたと明らかにした。
イスラエル軍の声明は、朝、ネゲブにある地方議会地域シャーイル・ハネゲフで、ガザ地区からミサイルが砲撃されると警告するサイレンが鳴り響いたと明らかにした。
こうした事態と関連して、エジプト当局は今日、出発あるいは帰還しようとする人々を前にラファ検問所を閉鎖した。検問所は7日間開かれたが、その間に約5000人の人道支援を必要するパレスチナ人が、ガザ地区からエジプト、一部のアラブ諸国、海外へと出発することができた。
また、ファタハの議員らはエジプト側と、ガザ地区の学生たちが渡航するために、次の週に再び検問所を開くことで合意に達した。
一方、ハマースの軍事部門であるイッズッディーン・カッサーム旅団は声明で、今日、ハーンユーニスにある自派のトンネルが崩壊した事故で、構成員が1名死亡したと発表したが、詳細は述べていない。
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( 翻訳者:高橋宗平 )
( 記事ID:41489 )