■内務大臣補佐官が本紙に語る:先手を打った治安取締りにより「テロ組織」のムスリム同胞団による陰謀を未然に防いだ
【カイロ:アフマド・イマーム】
内務省広報渉外部のターリク・アティヤ内務大臣補佐官は、エジプトの治安状況は一昨日〔11月11日〕もいつも通りに過ぎ、全国諸県のあらゆる通りと広場においていかなるデモも生じなかったことを強調した。
アティヤ氏は以下のように述べた。テロ組織のムスリム同胞団が11月11日に民衆に通りに出るよう呼びかけ、焚き付け、動員しようとした試みは、ひどい失敗に終わった。テロリスト同胞団による陰謀と企みを見極め、理解したエジプト国民の良識を称賛する。我々は常に、国を愛し、国に忠実なエジプト人の良識に賭けている。そしてエジプト人は常に安定を求め、開発への歩みを実現することに努めているのである。
アティヤ氏は、マジュディー・アブドゥルガッファール内務大臣がすべての警察関係者に対し、彼らの仕事への献身と忠誠に感謝の意を示したことを加えて述べた。
内務省広報渉外部の大臣補佐官〔であるアティヤ氏〕は、本紙への特別寄稿において、以下のように解説した。治安当局がテロ・犯罪分子に対し先手を打って実施した取締りと、それによる大量の爆発物や武器の押収、さらにテロ組織の細胞の逮捕が、テロ組織のムスリム同胞団の企みを打ち砕き、頓挫させる主要かつ重要な要素となった。
また、同氏は以下のことを指摘した。テロ細胞の所在についてもたらされた情報への治安部隊の対応が迅速であったため、我々は全国的に多くの県において多数のテロ細胞を逮捕することに成功した。このため、同胞団が金曜日〔11月11日〕かそれ以前に決行しようとしていたテロ作戦を阻止することができた。
同氏は、治安当局が今後も安全を守り、国の安定を実現するため、不断の警戒を続けることを強調した。
(後略)
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( 翻訳者:高橋 舜 )
( 記事ID:41595 )