ドイツ:家族のために働かざるを得ないシリア難民児童たち
2016年11月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ドイツの闇労働市場における難民児童たち
【ベルリン:DW国際放送】
ベルリンの一部の難民家庭は収入を増やすためにドイツで義務とされる学校への登校の代わりに子供を働かせている。アラブDW国際放送はこの現象、そしてドイツ公的機関がこれにどのように対処しているかに焦点を当てた。
ムハンマド(仮名)は今年の春で14歳になったシリア人で、昨年の夏からドイツの首都ベルリンで母と弟と暮らしている。ベルリンに住む同世代の子供と違い、この黒髪のシリア人男児は学校には行かず、アラブ式床屋に働きに行っている。「僕はお金を稼ぐために毎朝理容室に働きに行っています。ここでは僕たちはとてもお金が必要だからです。」と彼はドイツでの新しい職業について包み隠さず語ってくれた。さらに彼は続けてこう述べた。「ドイツに来る前にはイスタンブールで三年間、縫製工場で働いていました。僕は働きたいです。お金を稼ぐことには慣れました。僕たちは貧しい家庭なのです。」
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:川口慈 )
( 記事ID:41664 )