カラク県を襲ったテロ、治安部隊は大部分の人質を救出
2016年12月19日付 al-Hayat 紙
■カラク県を襲ったテロ、治安当局は大部分の人質の解放に成功
【アンマン:ムハンマド・カイル・ラワーシュダ】
ヨルダン特殊部隊は、カラク城遺跡で武装集団が人質にとった14人の解放に成功した。武装集団による攻撃は同県でも安全な場所で発生し、10人が死亡、そのうち7人は警官、2人は民間人、1人はカナダ人女性観光客であった。また民間人20人以上と警官1人が負傷し、一部は重体である。
治安当局の情報筋が強調したところによると、事件発生現場では捜査が続いており、カラク県の全ての入口が閉鎖されたという。ヨルダン政府は武装集団の人数や国籍、組織的つながりについて明らかにしていないが、ヨルダンのハーニー・ムルキー首相は下院の常会開催の折に警官の殉教者の数について発表した。
武装集団の国籍について報道が錯綜した。『ハヤート紙』が得たところによれば武装集団のうち何人かはアラブ国籍であり、少なくとも1人はシリア国籍である。しかしカラクにおいて治安体制の準備が続いており、武装集団の数は今もって不明である。
(後略)
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( 翻訳者:小島千尋 )
( 記事ID:41792 )