イエメン:イエメン大統領がサウジ主導の対テロ軍事同盟を評価
2016年12月25日付 al-Hayat 紙

■イエメン大統領がハドラマウト県でのテロ組織メンバーの浄化におけるサウジ主導の対テロ軍事同盟の役割を評価

【アデン:本紙】

イエメンのアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領は、悪とテロリスト勢力の駆逐において、サウジアラビアが主導する対テロ軍事同盟の軍隊の支援、およびイエメン東部のハドラマウト県における同軍の働きを評価した。また、ハーディー大統領はハドラマウト県の地方行政当局、軍指導部、治安指導部による会議で議長を務めた折、アラブの対軍事同盟と運命を共にする戦いのなかで、同県から過激なテロ組織の構成員を抹消したと強調した。なお、同会議は日曜日にムカッラーで開催され、アハマド・オベイド・ビン・ダグル首相も参加した。さらにハーディー大統領は本会議にて「ハドラマウト県はクーデターを図る民兵勢力によって汚されなかったが、同派と手段において何ら変わらないテロ組織という他の敵の猛攻に苦しんだ」と述べた。

また『国営サウジ通信』(SPA)が伝えたところによると、ハーディー大統領はハドラマウトとその住民たちは過激思想やテロリズムを引き寄せる環境にあってはならないと注意喚起した。そのうえで、ハドラマウト県の回復と新たな歩みは、同県の住民の犠牲とサウジアラビアを筆頭とする対テロ軍事同盟のおかげで行われたと明らかにした。これに加えてハーディー大統領は、大衆を依然として待ち構えている諸障害に直面するにあたり、国民対話の成果と新イエメン連邦の憲法草案を頼りに努力を結集していく必要があると強調した。

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( 翻訳者:高見佳 )
( 記事ID:41832 )