国民教育省、「聖週間行事」を「2017年学校行事暦」から削除
2016年12月29日付 Hurriyet 紙
2015、2016年に行われた聖週間行事のもよう
国民教育省の学校行事に2015年に加えられ、宗教教育総局が実施した「聖週間」活動は、2017年の学校行事暦から削除された。イマーム・ハティプ学校では「40のハディース」活動が実施される。
国民教育省は、教科書や教育プログラム準備のように、国民教育省の全ての部局の活動が記載されている2017年「学校行事暦」を出版した。2015年に国民教育省の学校行事に加えられた「聖週間」は、2年後、削除された。以前、県と市の国民教育局の仲介で行われていた聖週間活動は、2015年に国民教育省本部によって全学校で行われることとなり、その担当は宗教教育総局とされた。しかし2017年の学校行事には聖週間活動は入らなかった。
■「40のハディース」活動
学校行事暦によると、宗教教育総局管轄下の学校の建物の条件も規定される。アナドル・イマーム・ハティプ高校とイマーム・ハティプ中学校の建物な構造と設備の不足を補う作業が行われる。また、アナトリアのイマーム・ハティプ高校とイマーム・ハティプ中学校で「40のハディース」活動が準備される予定だ。
■小学校にコース
高校入試統一試験の二次試験は4月26~27日、追試は5月20~21日にある。中学校、高校、大学に次いで小学校でも教養コースが始められる予定だ。小学校での教養プログラムの観察・評価が行われる。国民教育省は、職員の事情による配置転換の作業は学事暦の1月2日~2月28日辺りにおいた。夏期の欠員分の任命はというと、7月1日~8月31日の間である。
国民教育省は、2017年の達成目標も明らかにした。これによると、2017年には、全学年で入学者数の割合を増加させる。学校教育へ20日かそれ以上の欠席生徒の割合を減らす。私学教育の割合を高める。生徒の芸術・科学・文化・スポーツ活動への参加や、生徒一人当たりが読む本の数も増やされる。
■新年の諸プロジェクト
2017年学校行事暦に入れられたプロジェクトのうちいくつかはというと、以下の様である。
身体活動推奨プロジェクト、
教育における社会的男女平等意識向上継続活動、
ディベートモデルプロジェクト、
交通における青年活動プロジェクト、
宗教教育総局と宗教財団の間で行われた申し合わせの枠組み内で実施される国際アナドル・イマーム・ハティプ高校プロジェクト、
UNICEFと提携した心理社会学的支援プログラムプロジェクト、
依存症との闘いの教育プログラム、
「学校いきいき」プロジェクト。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:松原あゆみ )
( 記事ID:41859 )