■クウェートは5637人の滞在者の身分をサウジアラビア国籍に変更した
【クウェート:本紙】
不法滞在者救済のためのクウェート中央機関は、2011年初頭から2016年12月末までの間に8157年の身分を変更したことを発表した。
同機関の身分変更局長のムハンマド・ワヒーブ大佐は昨日の声明において、これらの内5637人の身分をサウジアラビア国籍に変更し、923人をイラク国籍に、816人をシリア国籍に、94人をイラン国籍に、49人をヨルダン国籍に、そして638人を他の国籍に変更したことを述べた。
また、同大佐は、身分変更者たちが直ちに家族全員の5年間の無償居住権を獲得したことを明らかにした。これは第24条(保釈保証人)の規定によるもので、更新が可能である。加えて、無料の教育や保健衛生サービス、家族向けの食糧配給カードを受けることができる。
同大佐の説明によれば、〔クウェート〕国家は政府諸機関における雇用に関して、身分変更者たちにクウェート人に次ぐ優先権を与え、運転免許交付時の給与条件を免除し、その他数々の特権や免除を与えるとした。ワヒーブ大佐は、身分変更と国籍付与の手続きは、真正のパスポートの存在や同中央機関に提出された書類の真正性を確認するなどの厳正な基準に則って行われたものであると述べた。また、同大佐は、身分変更を希望する者たちに、アーリディーヤ地区にある同中央機関本部の身分変更局に申請し、自身の滞在状況を明らかにし、クウェートの滞在法に則した身分を得ることを呼びかけた。
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( 翻訳者:下條実紘 )
( 記事ID:41877 )