AKP創設メンバー、憲法改正案にノーを呼びかけ
2017年01月16日付 Cumhuriyet 紙

公正発展党(AKP)創設メンバーのアブデュッラティフ・シェネル氏とエルトゥールル・ヤルチュンバユル氏が、同党の国会議員らに対して、憲法改正案の撤回あるいは「反対」票を投じるよう呼びかけた。

シェネル氏とヤルチュンバユル氏は、トルコはテロや経済危機をはじめとする多くの問題に取り組んでおり、これに大統領制の問題が加われば深刻な結果が生じると主張し、憲法改正案にサインしたAKPの議員らに「改正案を撤回し、トルコを安心させよ」と述べた。

T24(訳注:インターネット・ニュースサイトのひとつ)の報道によると、シェネル氏はトルコが多くの問題で困難を抱えていることを指摘し、「トルコが困難から救われるためになされるべきことは本当に多い。まず始めに、議会で議論されている憲法改正案は撤回されねばならない。望まれている改正は、全くトルコのためにならない。しかし害は多い。私たちが身を置く環境で、人々の中で分裂を招くような試みからは距離をとる必要がある」と述べた。

■「トルコは早急に正常化する必要がある」

シェネル氏は、経済に深刻な問題が生じており、海外の投資家が法への懸念を抱いていること、そして議会で議論されている憲法改正案にこれらの不安をさらに増大させるような条項が存在していることを述べ、次のように続けた。「トルコは早急に正常化しなければならない。経済的および政治的困難が取り除かれるためには改正案を撤回するべきで、撤回されないならば国会議員らは責任ある態度を示し、国のことを考え、『反対』票を投じるべきだ。」

■「AKPの指導者と議員らは、現在起きていることに不安を感じている」

議会で議論されている憲法改正案が「人々の間に団結ではなく分裂を生んでいる」と主張するヤルチュンバユル氏もこう語った。「私はAKPの多くの指導者や国会議員と話し合っているが、その大半が現在起こっていることに不快感を、これの向かう先に不安を覚えている。過去にトルコでハイレベルな活躍をした大物政治家たちもまた不安に思っている。AKPの創設理念はこうではなかった。憲法改正はこのような形ではなく、民主的な議論のもとで行われるものである。また、憲法改正は時期尚早だ。トルコを団結させるどころか分裂させている。このことは、昨今の短い期間でさえ明らかだ。」

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( 翻訳者:金戸 渉 )
( 記事ID:41977 )