サウジアラビア:教員の給料引き下げか
2017年01月23日付 al-Hayat 紙

■独占取材:教員の給料見直しの「噂」

【リヤド:本紙】

教育省の高官が確認したところによると、教育省は教員の等級や昇級に関して、何ら規定を発行しておらず、給料体系についても同様であるという。一方、教員や教育省の職員たちの間では昨日、給料の引き下げを含む昇給体系の見直しの噂が広まった。同高官(匿名希望)が本紙に強調したところによれば、教員たちはみな、これまでと同じ給料であり、SNS上で広まっているような給料の引き下げはないという。

さらに同高官が明らかにしたところでは、学校教員は「努力と忍耐の点で秀でており、学生たちの教育や優秀な成績に及ぼす影響は大きい。給料の引き下げは、彼らが退職した後のことだろう。」本紙の知るところでは、現場で経験を積んだ教師の就く教育指導のポストがあるという。また同高官によれば、もしうわさが本当であるとしたら、このポストから真っ先に逃げるのは、この教育指導者たちであるという。過去、辞職を求める教員や教育省の職員は増加、とりわけ減俸の恐れが原因で辞職の要求が今も続いている。それにも関わらず、教員たちは、一切の新たな変化や月給の引き下げは求めず、延々と続く現場の業務に従い、現状を維持し続けるのだという。

(後略)

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( 翻訳者:高見佳 )
( 記事ID:42026 )