ヨルダン:カサースバ操縦士焼殺から2年が経つのに合わせて、ヨルダン軍がシリア領でのダーイシュに忠誠を誓う組織を空爆
2017年02月06日付 al-Hayat 紙

■カサースバ操縦士焼殺から2年が経過するのと時を同じくして、ヨルダンはシリア南部を空爆

【アンマン:ムハンマド・ハイル・ラワーシュダ】

ヨルダン軍戦闘機がシリア南部に対して行った空爆に関して土曜日晩に発表されたヨルダン軍の声明で、標的地点が明言されなかったことが注目を集めている。だが、専門家によると、標的地点はおそらく、ヤルムーク河畔(ダルアー県)で活動し、テロ組織「ダーイシュ」(イスラーム国)に忠誠を誓うメンバーからなる「ハーリド・ブン・ワリード軍」支配下の地域だとされる。

ヨルダン空軍がこれ以前に、シリア領内で「ダーイシュ」に対して作戦を実行したのは、2015年2月、すなわちラッカ市近郊に墜落したヨルダン軍航空機を操縦ムアーズ・カサースバ氏の焼殺を「ダーイシュ」が発表した数日後だということは報じられている通りだ。そして、今回のシリア南部での「ダーイシュ」に対する空爆は、このカサースバ操縦士殺害から2年が経つのに合わせるかたちで実施された。

(後略)

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( 翻訳者:平野耕陽 )
( 記事ID:42119 )