民族主義者行動党(MHP)の反主流派や新旧の国会議員、「理想の炉辺」元議長らで構成する「否決派」は、ポスターにムスタファ・ケマル・アタテュルクとMHPの創始者・アルプアルスラン・テュルケシの写真を掲げた。
「トルコ民族主義者はノーと言うためアンカラに集結し、全てのトルコ民族主義者たちをアンカラで待っている」と表記した。2種類目のポスターには、「我が国のため、我が国のためにノーを」とだけ表記した。
「否決派」は、国民投票での「ノー」キャンペーンを明日、アンカラで始める。イェニマハッレ区のナーズム・ヒクメト文化センターで行われる集会では、カイセリ選出のMHP国会議員ユスフ・ハラチオールが唯一の弁士だ。メラル・アクシェネル、シナン・オーアン、コライ・アイドゥン、ウミト・オズダーを含め、 他に演説の予定はない。集会の終わりに、トルコ民族主義者はなぜ「ノー」なのかを説く声明が発表される。
■右派各党を誘う
市外からも多数の参加が見込まれるこの集会には、国民投票での「ノー」を表明する、あるいは「ノー」に近い立場にある民主党、至福党、大連合党、祖国党、自由民主党のような右派各党が招待された。
■4人が15県で演説
MHP反主流派のうちコライ・アイドゥン、シナン・オーアンと、党を追放されたメラル・アクシェネル、ウミト・オズダーは、金曜日の集会の後、アナトリア遊説を開始する。それぞれの人物は別々に15県を訪ね、なぜ「ノー」と言う必要性があるのかを説く。イスタンブル、アンカラ、イズミルといった大都市には4人とも向かうが、それぞれが別々の場所で演説する予定だ。
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( 翻訳者:貝瀬雅典 )
( 記事ID:42169 )