ユルドゥルム首相、ペンス米副大統領と会見ー焦点はギュレン返還
2017年02月17日付 Hurriyet 紙
ビナリ・ユルドゥルム首相とアメリカのマイク・ペンス副大統領の間で行われた会談で、アメリカとの2国間およびNATOの枠組みでの軍事・安全保障関係が着手され、テロとの戦いにおいて考えの統一と共同の行動の重要性が確認されたと述べられた。
首相府報道センターによって行われた発表によると、ユルドゥルム首相は、軍事・安全保障の分野で重要な国際フォーラムの1つであるミュンペン安全保障会議の余白でアメリカのマイク・ペンス副大統領と会談した。
会談では、二国の政府間で最近増加している二者間接触にも指摘され、友人であり同盟国であるトルコとアメリカの間でパートナーシップ関係の重要性について理解が一致していることが光栄であると言及され、これらの関係の強化についての決意が再度強調されたという。
ユルドゥルム首相とペンス副大統領の間の会談で、アメリカとの二国間及びNATOの枠組みでの軍事・安全保障関係が着手され、テロとの戦いにおいて考えの一致と共同の行動が変わらず重要であることが述べられた。
■FETÖの首謀者ギュレンの帰国が焦点に
会談では、ユルドゥルム首相が、テロ組織FETÖとの戦いとそのリーダーフェトフッラー・ギュレンの帰国について新たなアメリカ政府とあらゆる協力の準備があることを強調し、これに関する期待が米政府に受け入れられることが二国の関係の新たな1ページを開くと述べたことが明らかにされた。
ユルドゥルム首相は、FETÖと同様ISのような急進的組織との戦いにおいてもトルコとアメリカがともに行動することが必要だと指摘したという。会談で、ユルドゥルム首相が、シリアにおける不安定に恒久的な解決を見つけること、地域がPKK・PYDを含むあらゆるテロ組織から開放されることに関して、伝統ある同盟の二国であるアメリカとトルコが完璧に強調し取り組むことが必要であると強調したと述べられた。
ペンス米副大統領は、アメリカの新政権もトルコとの関係において新たなはじまりを作ることを願っており、テロとの戦いについて地域での協力と、あらゆる点においてトルコと緊密な会話をさらに進展させつつ続ける用意があることを強調したという。ペンス米副大統領が、ユルドゥルム首相が述べたすべての議題に真剣に着手していると述べたことが明らかにされた。
ペンス副大統領との会談に際し、ドナルド・トランプ米大統領がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に挨拶を伝えたことも明らかにされた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:42177 )