拘留中のデミルタシュHDP党首ら、釈放もとめ欧州人権裁判所へ提訴
2017年02月20日付 Hurriyet 紙


HDP (人民の民主主義党)の共同党首であるセラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセキダー氏を釈放するよう、欧州人権裁判所(AİHM)に訴えが起こされた。

HDPが行った提訴では、デミルタシュ氏とユクセキダー氏を在宅起訴とし、選ばれた共同党首として両氏が国民投票で宣伝活動を行えるように、AİHMが本件を早急に取り上げるよう要求された。訴えでは、「トルコが、欧州人権条約(AİHS)の自由と安全保障に関する第5条、表現の自由に関する第10条、および自由選挙権を保障する第1追加議定書の第3条に違反している」と述べられている。

HDPは、拘留判決が出たものの、健康上の問題を抱え、治療が完了していないイドリス・バルケン氏についても、差止命令が下されるよう要求した。この訴訟では、憲法裁判所が以前行った、CHP(共和人民党)ムスタファ・バルバイ議員の釈放判決について言及されている。提訴を行ったHDP委員会には、サルハン・オルチ氏、フィリズ・ケレステジオール氏、ミトハト・スィンジャル氏、エルトゥールル・キュルクチュ氏、オスマン・バイデミル氏、そしてレイハン・ヤルチュンダー弁護士が名を連ねている。

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( 翻訳者:金戸 渉 )
( 記事ID:42184 )