クーデター未遂事件、空軍学校生75人中69人釈放
2017年03月17日付 Hurriyet 紙


裁判所は、合計75人容疑者の「7月15日のクーデター未遂事件」での裁判で69人の空軍学校生の釈放を決定した。3名の司令官の拘留は依然継続される。

フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)の7月15日にクーデター未遂に関して関係した空軍学校生も含む75名の裁判で、69人の空軍学校生の釈放が決定された。裁判所は、3名の司令官の拘留は継続すると決定を下した。

イスタンブル第24重罪裁判所がシリヴリで5の案件を扱った審理では、72人の拘留者を含む合計75人の容疑者が参列した。審理には容疑者の家族も傍聴者として参加した。昨日の審理では夕方まですべての容疑者の答弁が完了された。

■検事は拘留を継続するよう要求した

その後、本件の基本事項についての見解を説明した検事は、証拠がまだ集められておらず、容疑者が逃げる疑いもあるため、全ての容疑者の拘留を継続する決定を下すよう請求した。 検事は、審理で答弁した全ての容疑者が似たような証言をしていることは普通の人の傾向に反しており、これは、彼らが組織とともに行動している証拠であるとした。

■裁判官の警告

検事の見解を受けて朝に始まった審理では、容疑者らの弁護士たちの要求が聴取された。この後、裁判官団は中間的判決を下した。フルシ・プール裁判長は、判決を発表する前に、判決後も5日間静粛が同様に続けられるべきことを、声援や口笛を吹くものには処置をとるとの警告を行った。

■69人の容疑者が釈放され、国外渡航が禁止された

裁判官団は、空軍学校生である69人の容疑者たちに釈放を言い渡した。釈放された容疑者たちについては国外渡航を禁止し、居住地から最も近い警察署に月に一度署名する方向で法的管理下に置くこととした。

■3名の司令官の拘留は継続する

裁判官団は、拘留されている容疑者であるメスット・メティン・カザンヂュ大尉、ハルン・アイ少尉、ブルハネッティン・カザンヂュ少尉が犯した罪の性質、証拠の状況、予想される罪の上限・下限、拘留期間、逃走する可能性を鑑みて、彼らの拘留を継続する決定をした。

■審理は5月18日に延期された

全ての容疑者はバイロック使用の有無を問うため警察署に書類を提出することが決定された。裁判官団は、審理を5月18日まで延期した。裁判は、チャーラヤンにあるイスタンブル第24重罪裁判所の法廷で継続する。

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:42315 )