多数の外国と、31か所の税関で、国民投票の投票が行われた。
4月16日に行われる憲法改正の国民投票に先立って、国外在住の有権者の一部が昨日から投票をはじめた。高等選挙委員会は、在外投票者リストに登録された約290万人の有権者のために、3月27日から4月9日の期間、57カ国の120選挙区と37の国境税関で投票箱の設置を決めた。在外トルコ人有権者が特に多く住むドイツ、デンマーク、スイス、フランス、ベルギーそしてオーストリアでは、昨日朝9時に投票箱が設置された。有権者は、自分の住んでいる国で4月9日まで毎日朝9時から21時までの間、投票することができる。国境の税関所では4月16日(月)の17時まで投票箱が設置される。
■ドイツで大混雑
140万3千人の有権者が暮らすドイツでは13の地域で投票箱が設置された。ベルリン、フランクフルト、シュツットガルト、カールスルーエ、マインツ、ケルン、デュッセルドルフ、ハンブルクそしてミュンスターの総領事館の建物あるいは庭に投票箱が置かれた。物理的に設備が不十分なミュンヘン、ニュンベルク、ハノーバーそしてエッセンの総領事館はというと、有権者が投票できるように他の場所に投票箱を設置した。ドイツでは有権者が投票時間より前に領事館に殺到した。このため投票の開始時間の9時前には、幾つかの領事館で行列ができた。
在ベルリンのアリ・ケマル・アイドゥン大使と妻のベルナ・アイドゥンさん、そしてムスタファ・チェリキ総領事は昨日ベルリン総領事館の庭に設置された第一投票箱に投票した。アイドゥン大使は、週末に混雑が起きないよう、平日に投票するよう有権者へ呼びかける一方、「私も初めて国外で投票をした」と述べた。
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( 翻訳者:西山みなみ )
( 記事ID:42373 )