シリア:米国はシリア軍基地へのミサイル攻撃に続いて、英ヨルダンとともにシリア南部国境地帯でISやイラン革命防衛隊など「テロ組織」に対する軍事作戦を準備か?
2017年04月09日付 その他 紙


■サウジアラビアのサルマーン国王はトランプ米大統領と電話会談し、米軍によるシリアへのミサイル攻撃を称賛(2017年4月7日)
サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は7日夜、ドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行い、7日の米軍によるヒムス県シャイーラート航空基地一帯へのミサイル攻撃に関して「中東地域と世界の利益に沿った勇敢 …
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■米主導の有志連合はラッカ県ハニーダ村を空爆し、女性・子供3人を含む民間人15人を殺害(2017年4月8日)
ラッカ県では、SANA(4月8日付)によると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)支配下のハニーダ村を空爆し、民間人15人を殺害した。 殺害された民間人には女性と子供合わせて3人が含まれていたという。 シリア人権 ...
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■ヒムス市ワアル地区から4度目となる反体制武装集団および家族の退去が行われる(2017年4月8日)
ヒムス県では、SANA(4月8日付)によると、ロシアの仲介によるシリア軍と反体制武装集団の停戦合意に基づき、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員とその家族480人が、シリア政府によって用意された旅客バ ...
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■ヒムス県ハスヤー町で爆弾テロが発生し民間人多数が死傷する一方、シリア軍はシャーム解放委員会などからなる反体制武装集団とハマー県、ダルアー県、ダマスカス県、ラタキア県などで戦闘を続ける(2017年4月8日)
ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(4月8日付)によると、ハスヤー町で業務用バスに仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていた25人が負傷した。 ARA News(4月8日付)によると、女性1人が死亡、25人が負傷したとい ...
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■反体制派の広告塔バナーちゃんは米国によるシリアへのミサイル攻撃を「私の国民の殺戮者たちに対するドナルド・トランプの行動を歓迎します」と称賛(2017年4月8日)
2016年12月にシリア軍が奪還したアレッポ市東部での反体制武装集団の抵抗運動で「広告塔」としてツイッターを通じてメッセージを発信し続けてきた7歳の少女バナー・アブド(Bana Alabed)は、6日の米軍によるヒムス県 ...
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■ハマー県でシリア軍とダーイシュが交戦(2017年4月8日)
ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府支配下のマシュラファ村を砲撃、同地一帯でシリア軍と交戦した。
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■北朝鮮外務省は米軍によるシリアへのミサイル攻撃を「許されない敵対行為」と非難(2017年4月8日)
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)外務省は、7日の米軍によるヒムス県シャイーラート航空基地一帯へのミサイル攻撃を「許されない敵対行為」と非難するとともに、同国での核兵器開発の決定が「正しい選択」だと改めて主張した。 朝鮮中 ...
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■エジプトのスィースィー大統領は米軍によるシリアへのミサイル攻撃を受け、「紛争終息に向けて緊急行動をとり、危機の包括的・最終的な解決にいたる」必要があると強調(2017年4月8日)
エジプトのアブドゥッルファッターフ・スィースィー大統領は閣議で、7日の米軍によるヒムス県シャイーラート航空基地一帯へのミサイル攻撃により緊張が高まるシリア情勢などについて審議、国際社会および関係当時国が「紛争終息に向けて ...
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■イランのロウハーニー大統領「米国はシリアへのミサイル攻撃でテロリストを支援した」(2017年4月8日)
イランのハサン・ロウハーニー大統領は、7日の米軍によるヒムス県シャイーラート航空基地一帯へのミサイル攻撃を「厚顔無恥」で「不正」だと批判、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で化学兵器が使用されたことを調査するための「中立的 ...
http://syriaarabspring.info/?p=36299

■トルコのチャヴシュオール外相は米軍によるシリアへのミサイル攻撃に関して「介入が航空基地に限定されれば、外面だけの介入になってしまう」と述べる(2017年4月8日)
トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、7日の米軍によるヒムス県シャイーラート航空基地一帯へのミサイル攻撃に関して「もしこの介入が航空基地だけに限定され、継続されず、政権を放逐しなければ、介入は「外面だけの介入な ...
http://syriaarabspring.info/?p=36301

■トルコのエルドーアン大統領はハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃の被害者とされるシリア人と面談(2017年4月8日)
トルコのレジェプ・タイイプ・エルドーアン大統領は、4日のイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃の被害者だとされるシリア人1人と首都アンカラで面談した。 ARA News(4月8日付)によると、この男性は化学兵器 ...
http://syriaarabspring.info/?p=36303

■ロシア国防省報道官「米軍によるシリアへのミサイル攻撃の標的となったヒムス県シャイーラート航空基地に化学兵器がなかったことを検証するため調査を行う用意がある」(2017年4月8日)
ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、7日の米軍によるヒムス県シャイーラート航空基地一帯に対するミサイル攻撃に関して、攻撃後に基地を訪れた職員や記者が何の制約も受けずに自由に敷地内を見回ることができたが、化学兵 ...
http://syriaarabspring.info/?p=36305

■米国防早朝報道官「シリア領空での偶発的衝突を回避するための米ロのホットラインは維持されている」(2017年4月8日)
米国防総省報道官のミシェル・バルダンザ中佐は、ロシア側が、シリア領空での偶発的衝突を回避するために2015年末に米国と開設したホットラインを維持することに同意したと述べた。 バルダンザ中佐によると、「我々は攻撃後にロシア ...
http://syriaarabspring.info/?p=36307

■米英ヨルダンはヨルダン北部およびダルアー県南西部で「テロ組織」掃討を目的とする合同軍事作戦開始を準備(2017年4月9日)
『ハヤート』(4月9日付)は、ヨルダンの首都アンマンの複数の政治筋の話として、米国、英国、そしてヨルダンが、対シリア国境地帯およびシリア南部での「テロ組織」の活動を封じるための合同軍事作戦を近く開始する、と伝えた。 合同 ...
http://syriaarabspring.info/?p=36309

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( 翻訳者:シリア・アラブの春顛末期 )
( 記事ID:42449 )