クーデターの日、クルチダルオールCHP党首は?
2017年04月12日付 Hurriyet 紙

公正発展党(AKP)副党首ハヤティ・ヤズジュは、バフチェリエブレルにあるエルズルム・バシュカレ・ビュユクゲチト村相互扶助・連帯協会を訪れた。ここで組織メンバーと話したヤズジュ副党首は、昨年7月15日のクーデター未遂が始まった最初の数時間、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首とともに同じ飛行機でアンカラからイスタンブルに向かっており、隣同士で座っていたと語った。

クーデター未遂を飛行機に乗っている時に知ったと話すヤズジュ副党首は、「私はその夜アンカラで行われた結婚式に出席していた。早く終わったので、主催者の許可をもらって早く退出した。21:50の飛行機に乗り、イスタンブルに来た。飛行機にはクルチダルオール氏も座っていた。1番席に彼が、2番席に私が座った。おしゃべりした。着陸が近づいてきた際、クルチダルオールの隣の護衛か顧問がきて、ボアジチ大橋に戦車がいると伝えた。私もこれを聞いた。テロ攻撃、テロリストの活動が起きて、治安部隊は対策をとったと考えた。しかし戦車がいるので、この動きは大変大きなものであるとの予感がした」と述べた。

■「二人で評価した」

クルチダルオールと飛行機に同乗している時、クーデター未遂を評価したと述べるヤズジュ副党首は、「さらにもう一つの情報が入った、アンカラでジェット機が飛んでいる件で。トルコが未来へ向かって進んでいる際に、裏切り行為的なクーデター未遂。これに似た評価となった。飛行機が着陸し、皆電話をかけていた。通話できたからだ。乗客を運ぶ車に乗った、二人は一言もしゃべらなかった。VIPサロンに来た。私はこの間アンカラに戻ろうかと考えた。事態が重大なのはアンカラであると考えた。アンカラ行きの23:00の便のチケットを買った。その後飛行は禁止と言われた。私はチケット代を返してもらい、すぐにVIPの小さなサロンに入った。私を出迎えにきた運転手がいた。護衛はこちら側にこれなかったようだ。私は首相に電話をし、話した。大統領に電話したが、つながらなった。AKP県本部に電話した。そこには200人ほどのクーデター側の兵士がいる、と彼らは述べた。すべてこれらの状況を検討して、県本部に行くことに決めた」と述べた。

■クルチダルオールのことを尋ねた、「行ってからかなり経つ」と述べた

CHP党首ケマル・クルチダルオールとVIPサロンに行くまで共にいたとするヤズジュ副党首は、「サロンに来た際に、そこにはクルチダルオールを出迎えた人びとがいた。彼は他のサロンにいったと思った。立ち上がる時、私はクルチダルオールは、と尋ねた。いくつかのことを述べようと思った。『行ってからかなり経った』との返答を受けた。同党首に関し知っていることはこれまでだ。そこを離れた。

運転手に、県本部に行こうといった。出口には一台の軍の車両がいた。そこから私は大変な思いをして離れた。道はふさがれて、時々反対車線に入る形で県本部に来た。そこに集められた人びとに対して話しをした。その後大統領は空港に来ていた。私は再び空港に戻った。翌日、昼まで大統領と一緒にいた。クルチダルオールと共に時間を過ごしたのは、VIPサロンに入るまでだった。それ以降はわからない」と話した。

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( 翻訳者:内山千尋 )
( 記事ID:42465 )