エジプト:「詩壇の大御所」エジプト代表支持のためルクソールで人間の鎖
2017年04月24日付 Al-Ahram 紙
■「詩壇の大御所」エジプト代表支持のためルクソールで人間の鎖
【ルクソール:ラーニヤー・アブドゥルアーター】
4月23日朝、ルクソール県の多くの若者が、ルクソール神殿の前で人間の鎖を作った。エジプト人詩人ハサン・アーミルさんが「アミール・シュアラー(詩壇の大御所)」コンテストでタイトルと賞を手に入れることができるように支持・援助するためのものだ。コンテストは第七回目で、UAEのアブダビ首長国で開催される。
人間の鎖に参加した人々は、通行人にエジプト人青年詩人を紹介し、サウジアラビア、イラク、オマーン、モーリタニア出身の五人の詩人が競うコンテストでの投票方法を告知する写真を掲げた。
コンテストの優勝賞金は100万UAEディルハム、加えて、アラブにとって歴史的遺産を意味するガウン「ブルダ」と、「アミール」の称号を示す指輪を手にすると言われている。
活動の主催者アシュラフ・ヒラーリーさんは、「人間の鎖は、コンテストのエジプト代表の支持を目的とする様々な活動の一つである」と述べ、「イスナやアルマント、ルクソールの町では、大規模な集会とエジプト人詩人への集団投票を含めた他の活動も行われる」と指摘した。
また、ルクソール出身の若者たちは、SNSのフェイスブック個人アカウントのプロフィール写真を変更することによってエジプト代表の詩人を支持する活動を始めた。
( 翻訳者:堀江七夏子 )
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