警察官9000人、解任措置
2017年04月27日付 Cumhuriyet 紙

警察総局がフェトフッラー主義テロ組織(FETÖ)とつながりがあると判断し、解任とされた9103名の警察官のうち、大統領とその家族の警護や安全に携わる大統領護衛局に務める2人の局長と19名の警察官が含まれていた。以下、最新の進展の詳細である。

全トルコ81県で実施された「影のイマーム」作戦後、昨晩警察総局によってFETÖとかかわりがあるとの理由で9103名の警察官が解任されたと発表された。

解任された者らの中で最も目立つ点は、大統領護衛局及びにトルコ大国民議会(TBMM)護衛局から解任された警察官の数の多さであった。

ヒュッリイェト紙のトイグン・アティッラの報道は以下の通りだ。大統領護衛局で2名の局長と9名の上級警官が解任された。上級警官のほか10名の警察官が解任され、大統領護衛局で解任された警察官の数は合計19人であった。

昨年7月15日クーデタ未遂後に行われた検挙にもかかわらず、大統領護衛局にFETÖ関係の警察官が存在していたとの訴えで19名の警官が解任される衝撃的な光景が現れた。大統領護衛局は、大統領とその家族の警護と安全保障の任を負う。この部門で職に就くスタッフは、大統領府、住宅または大統領が姿を見せるあらゆる建物や施設の周囲の安全の任に就いている。大統領護衛局員は、大統領のオフィス、執務室内や隣接する場所も24時間に渡って護衛任務に携わる役職だ。他に注目すべき点は、重要な部署であるTBMM護衛局からも2名の高官と36名の警官が解任されたことであった。

大統領護衛局から解任された局員は下記のとおりである。

イブラヒム・カヤ(第3警察局長)
メフメト・チフトチ(第4警察局長)
ブラク・カヤル(警視正)
メフメト・バジャクスズ(警部)
ハリル・イブラヒム・チュブク(警部補)
アリ・エユプ(警部補)
エルギュン・ボゾク(警部補)
イブラヒム・ジェイラン(警部補)
ケナン・コチ(警部補)
トゥナハン・ソイル(巡査)
ディデム・ジェイラン(巡査)
ハカン・サルカヤ(巡査)
ファティフ・オズカヤ(巡査)
シナン・シャフブダク(巡査)
シナン・チェジキ(巡査)
エムラフ・アパイドゥン(巡査)
シャーヒン・アーコチ(巡査)
アリ・チーデムテペ(巡査)
オルハン・チェティンカヤ(巡査)

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( 翻訳者:市野太音 )
( 記事ID:42563 )