ホームメイド・トゥルシュ(ピクルス)、村から世界へ販売中
2017年05月06日付 Hurriyet 紙
スンドゥルグ郡で起業家のハリル・ギュネル氏が2007年に100トンで始めた「ホームメイドピクルス」の生産は1500トンを超え、輸出を始めた。郡全体で450軒の農家の家族と契約を結んだギュネル氏が伝統的な方法で生産したピクルスは、国内の市場だけではなく、イギリス、スペイン、カタール、サウジアラビアにも売られている。
バルケスィル県スンドゥルグ郡で起業家のハリル・ギュネル氏が2007年に100トンで始めた「ホームメイドピクルス」の生産が1500トンを超え、輸出を始めた。郡全体で450軒の農家の家族と契約を結んだギュネル氏が伝統的な方法で生産したピクルスは、国内の市場だけではなく、イギリス、スペイン、カタール、サウジアラビアにも売られている。
ギュネル氏は、スンドゥルグ郡で一時食料品販売業をした後、同郡と周辺からの要望に答えてピクルス生産を始めた。AA通信に説明を行い、ピクルスを作るために必要な季節の野菜がスンドゥルグではたくさん育てられていると述べた。
ギュネル氏は、これを活用するために2003年に会社を設立し2007年に生産を開始したと述べ、次のように話した。
「スンドゥルグの中心部と村々で育てている農産物を使い100トンで生産を始めた。当初私たちの作った製品はスンドゥルグと周辺の県や郡で消費されていた。その後ホームメイドのピクルスに相当の要望があった。ここでの私たちの最大のアドバンテージは、全ての製品が自分たちの土地で育てていること、収穫された農産物の新鮮さを損なうことなくピクルスの生産工程に移すことができることだ。2つ目のアドバンテージは、ここで工場生産のピクルスの生産をしていなかったことだ。完全にホームメイドで生産したピクルスには大きな需要があったため、今度はトルコ中に販売特約店を作り始めた。約25県で販売特約店を作った。」
■「自分たちのスローガンを超えた」
ギュネル氏は、トルコ中で販売所のネットワークを作る一方、「スンドゥルグからアナトリアの食卓へ」のスローガンで出発し、今ではピクルスをイギリスやスペイン、カタール、サウジアラビアに販売していると説明し、「ギュンサン食品として私たちは自分たちのスローガンを超えた。先日まで『スンドゥルグからアナトリアの食卓へ』をスローガンとしていたが、今では『スンドゥルグから世界の食卓へ』と言うことができる」と述べた。
■「ホームメイドのピクルスはコストがかかり難しい」
ギュネル氏は、「ホームメイド」と「工場生産」のピクルスの間にはコスト面で非常に大きな違いがあると指摘し、次のように続けた。
「現在工場生産のピクルスを作っている会社は、新鮮な農産物の中に特定の化学添加物を加えて輸送する中でピクルスになっている。ピクルスは、販売店の倉庫で待っている間にパッケージの中で仕上がる。これはより低コストだ。しかし、ホームメイドのピクルスのコストはそれぞれの家で作るのと同様だ。新鮮な農産物をピクルスにする工程を行おう、さて、キュウリのピクルスができるまでの期間は15日、ピーマンは25日だ。その15日間は相当の在庫コストがかかる。ホームメイドのピクルスは、コストがかかり、また難しい。今日家で私たちが作ったピクルスの難しさがなんであれ、私たちはここで何十トン、何百トンもさらに苦労を経験している。コストは増加し、苦労も増えるが、消費者の食卓に健康的な製品を届けられる。」
■「年間3000トンの生産を目標に」
ギュネル氏は、国内外の需要に並行して生産も大幅に増加させたと述べ、「2007年に100トンで始まった私たちの製品は、全国25県の販売網と輸出を合わせて1500トンに達した。3000平方メートルの囲いのついた敷地と15000平方メートルの屋外の敷地にある私たちが働く工場で、年3000トンの生産を実現することを目指している」と述べた。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:42618 )