シリア:米国のミサイル攻撃を受け閉鎖されていたシリア領空での偶発的衝突回避のための米国・ロシアのホットラインが再開
2017年05月08日付 その他 紙


■「緊張緩和地帯」各所で20件弱の停戦違反が発生(2017年5月7日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月7日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」(5月6日0時0分に発効)への違反を18件確認したと発表した。 ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側の監視チームが確認した停戦違反の ...
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■トルコ軍およびハワール・キッリス作戦司令室支配下のアレッポ県北部に退去していたヒムス市ワアル地区の戦闘員および家族が「非人道的状況」を避けるためシリア政府支配地域に帰還(2017年5月7日)
SANA(5月7日付)は、ロシアの仲介によりシリア政府と反体制武装集団が交わした停戦合意に基づき、トルコ軍と同軍の支援を受けるハワール・キッリス作戦司令室の支配下にあるアレッポ県ジャラーブルス市に退去していたヒムス市ワア ...
http://syriaarabspring.info/?p=37435

■シリア軍はヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯でダーイシュとの戦いを続ける(2017年5月7日)
ヒムス県では、SANA(5月7日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を拡大し、県東部のマドラージュ丘、ウンム・サラジュ村東部の複数カ所を制圧した。 ** ダイル・ザウル県では ...
http://syriaarabspring.info/?p=37438

■シャーム自由人イスラーム運動のウマル総司令官「シリアでの戦争はアサド政権が崩壊するまで止むことはない」(2017年5月7日)
シャーム自由人イスラーム運動のアリー・ウマル総司令官は、アスタナ4会議でロシア、トルコ、イランが署名した「安全地帯」設置を骨子とする新停戦合意(緊張緩和地帯設置にかかる覚書)が発効したに合わせるかたちで、アサド政権を打倒 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37440

■カタール政府仲介の停戦合意に基づき、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ(ダマスカス県)からのシャーム解放委員会メンバーの退去開始(2017年5月7日)
マナール・チャンネル(5月7日付)は、カタール政府仲介によるファトフ軍とイラン革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意(いわゆる「四市合意」)の第2段階として、ダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民からアル=カーイダ系組 ...
http://syriaarabspring.info/?p=37442

■YPG主導のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末、タブカ市内の国立病院を制圧(2017年5月7日)
ラッカ県では、ARA News(5月7日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主導のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、タブカ市内の国立病院を制圧した。
http://syriaarabspring.info/?p=37444

■米国のシリアに対するミサイル攻撃で閉鎖されていたシリア領空での偶発的衝突回避のための米国・ロシアのホット・ラインが再開(2017年5月7日)
ARA News(5月7日付)は、ロシア国防省の複数の消息筋の話として、米国とロシアの両軍参謀長が6日、シリア領空での偶発的な衝突を回避するために米・ロシア軍の間で2015年末に開設されていたホットラインを再開することで ...
http://syriaarabspring.info/?p=37446

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( 翻訳者:シリア・アラブの春顛末期 )
( 記事ID:42624 )