エジプト議会は昨日、国家公務員に基本賃金の10%にあたる特別賞与を与える旨の法案を、政府との激しい議論の末に可決した。
アリー・アブドゥルアール議長は、今般の投票を受けて、議会は大多数の投票(賛成420名、反対5名、棄権19名)を以て、国家公務員に賞与を与える法案を可決したと述べ、投票を棄権した議員に対し、議事録の中で棄権した理由を記述することを要求した。一方、代議員担当大臣ウマル・マルワーンは、ラマダン月の前に賞与を与付すると約束した。
こうした動きと並行し、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と大統領夫人は、ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領と大統領夫人を迎えた。ケニヤッタ大統領と夫人はイギリスに向かう途中であり、カイロ空港に飛行機が着陸している間に会合が行われ。エジプトの大統領府報道官アラー・ユーシフは以下のように述べた。 スィースィー大統領はケニヤッタ大統領を歓迎し、調整や共同協議の継続を双方が望んでいることに対し喜びを表明した。その継続は、両国固有の関係の発展と、あらゆる分野における共同利益の実現に寄与すると述べた。今回の歓迎を受け、ケニア大統領に対し、エジプトへの公式訪問の招待が改めてなされ、ケニア大統領はこれを歓迎した。
また大統領府報道官は以下のように述べた。両大統領の会合では、二国間の合同協力、また両国の関係の前進、とりわけ経済分野における前進について話し合われた。そこで、両大統領は、今年中に両国の外務大臣が主催する共同委員会の第七回会合を開催することの重要性につき確認した。
また同報道官は、今般の会合では、両国が共通して関心を示す地域の諸問題、特に兄弟国ソマリアの情勢進捗につき議論されたと述べた。
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( 翻訳者:三根菜月 )
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