エジプト:国際博物館の日、ウセルハト墓地の臨時博覧会を行う
2017年05月17日付 al-Hayat 紙

■ルクソール、アスワン、ヌビアが祝う

【カイロ:マールスィール・ナスル】

国際博物館の日に際してエジプト考古省は式典を行った。その一環として今日、エジプトにある全ての博物館はエジプト人、アラブ人、外国人滞在者といった訪問者を無料で迎え入れる。エジプト考古省博物館課課長イルハーム・サラーフは次のように発表した。このような着想は、考古省が従ったものである。人々がこれを機会に博物館を訪れ、エジプトの文化遺跡を知り、遺跡の重要性に対する意識を深めるためである。博物館が担う教育的、啓蒙的役割が起点となる。今日、ハーリド・アナーニー考古相はルクソール、アスワン、ヌビアで開催されるアクティビティーに参加するほか、いくつかの場所や博物館を訪問する。

ルクソールでは、アナーニー考古相がルクソール県知事ムハンマド・バドルと同県の遺跡担当部長ムスタファ・ワズィーリーとともに、ルクソール博物館で遺跡の臨時展覧会を開催する予定だ。展覧会名は「キャンプ157墓地の発掘物」だ。先月、第18王朝期の古代都市テーベの裁判官であったウセルハトの墓地で見つかった遺物の一部も展示される。

この展覧会についてサラーフ課長は、以下の通り明らかにした。国際博物館の日の式典に際したエジプトの博物館の活動に合わせて開催される。この博覧会には、5つのショーケースがあり、ルクソール西部にあるウセルハト墓地の一連の発掘物も含まれている。

(後略)

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( 翻訳者:滝瀬晏子 )
( 記事ID:42694 )