エルドアン党首復帰後、どうなる党内人事
2017年05月22日付 Hurriyet 紙


共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が公正発展党党首復帰後、今週、中央執行委員会と内閣人事変更に注目が集まった。副首相と外務、国防、食糧農業、経済、環境、林業治水といった省の改革もあるといわれている。

公正発展党が「新たな前進の時代」と名付けた計画の第二段階として、中央執行委員会と内閣の改革が今週実行されるだろう。党の会派は明日召集され、ビナリ・ユルドゥルム氏が国会会派代表に選ばれるだろう。公正発展党において、党首に共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が復帰後、二重構造が公式に始まるだろう。

■まずはMYK(中央執行委員会)

党員たちは、今週新たにMKYK(中央決定運営委員会)の会合が期待されていると述べた。副党首たちから構成されるであろう新たなMYKが同日に決定されると期待が高まっている。エルドアン大統領の新体制では、ユルドゥルム首相が副党首としての地位につくのだろう。MKYKでの幾つかの変更は、MYKに関しても新たな考えを生み出した。リストに載っていないニュクヘト・ホタル氏、シャバン・ディシュリ氏、ヤスィン・アクタイ氏の後任の名も上がるだろう。ハムザ・ダー氏、マヒル・ウナル氏、エフカン・アラ氏、そしてゼルキフ・カズダル氏が党幹部に入るといわれている。今週行われる他の重要発表といえば、内閣についてであろう。エルドアン大統領と、ユルドゥルム首相が取り組んでいる内閣改変も興味深く、待たれている。

■誰が残るのだろうか

MKYKでの改変がこの内閣改変にも影響があった。公正発展党において、通常、副首相、内相、外相、法務相、エネルギー相の他はMKYKに内閣から入ることはない。こういうわけで、MKYKメンバーとして続投するベラト・アルバイラク氏、ベキル・ボズダー氏、スレイマン・ソイル氏、そしてヌレッティン・ジャニクリ氏が内閣に残ると考えられている。これに対して、ヴェイスィ・カイナク氏は内閣を去り、メフメト・ミュエッズィンオール氏は続投することいわれている。内閣での他の変更はいえば、副首相、外務省、国防省、食糧農業省、経済省、環境都市整備省、林業治水省で行われるといわれている。内閣改変と同時に、全省がまず各プロジェクトで構成された新たな行動計画を練って、新たな時代の優先事項として国民に伝えられるだろう。
党は、今週の党内人事に続いて主要で重要な取り組みを、機構や行政区などで行うだろう。エルドアン大統領がしばしば問題があると口にする地方自治体に関して、評価が行われている。

■続投した者たち

メフメト・ミュエッズィンオール氏、スレイマン・ソイル氏、ヌレッティン・ジャニクリ氏、ベキル・ボズダー氏、ベラト・アルバイラク氏。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:西山みなみ )
( 記事ID:42704 )