■トランプ大統領は和平合意達成に楽観的(1)
【ナザレ:アスアド・タルハミー、ラーマッラー:本紙】
マフムード・アッバース大統領は、今日5月23日、ベツレヘム市でイスラエルから来るドナルド・トランプ大統領を迎える。トランプ大統領は昨日5月22日の晩、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との非公式会談の直後、パレスチナ・イスラエル間の和平合意到達に対して楽観的な見方を表明していた。
トランプ大統領は、西エルサレムのダビデ王ホテルで開催され、二時間にわたって続いた会談の直後、「合意達成は最も難しいと聞いた。しかし、最終的には合意に達すると感じている。我々は、実りのある会談を行うと確信している」と述べた。また、「我々は、この状況を利用しなければならない。過去に起こらなかった多くのことが今起きており、我々はそれを良く認識している。これには、繁栄やテロとの戦い、中東地域全体を脅かし、多大な暴力を引き起こしているイランの体制に立ち向かうことが含まれる」と付け加えた。
観測筋は、この非公式会談を「訪問の柱」とみなしており、その後、ネタニヤフ首相はトランプ大統領を自宅での晩餐会に招いた。一部の記者以外は二人に近付くことを許されなかったが、マイクはトランプ大統領がネタニヤフ首相に次のように言うのを捉えていた。同氏はネタニヤフ首相に対し、「ダーイシュ」の米旅客機爆破の意図にについて、アメリカが第三国(イスラエル)から受け取った秘密のインテリジェンス情報をロシアに漏洩したとされる件に関して、「イスラエルの名前には決して言及していない」と述べた。また、「あなた方は話を間違った形で理解している。私はロシアとの会談において、決してイスラエルに言及していない」と話すのが聞かれた。
(2に続く)
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( 翻訳者:本田美紅 )
( 記事ID:42706 )