フランス、トルコ産サクランボを輸入禁止に―残留農薬
2017年05月27日付 Cumhuriyet 紙
フランスは、昨年残留農薬を理由にトルコからのさくらんぼ購入を停止したが、今年も同様の適用を続けている。
フランスは昨年、さくらんぼに有効物質「ジメトエート」が含まれていたことを理由に挙げてトルコからのさくらんぼの輸入を停止した。フランスは、警告にもかかわらず同じ有効物質が今年も確認されたとして、トルコからのさくらんぼの輸入禁止を継続する決定を下した。
世界の報道によると、輸出業者組合この件に関して輸出業者らに警告を発し、フランスにさくらんぼを輸入する前に(トルコ経済省の)在パリ貿易局と会談し情報収集することを求めた。輸入業者らに行われた通知には次の情報が記された。「フランス農務省によって我が国を含むさまざまな国から輸入されるさくらんぼに有効物質『ジメトエート』が含まれることが理由として挙げられ、当該の品物に輸入許可が出されなかった。」
この枠組みで、経済省から入手された文章では、食糧農業畜産省から入手された文章に言及し、昨年と同様今年もさくらんぼの輸出に悪影響を及ぼすものではないこと、購入国の敏感さを考慮して検出された有効物質を含む作物保護製品をさくらんぼに使用しないこと、この問題において生産者に警告することについて2017年5月4日に食糧農業畜産省によって県の食糧農業畜産局が指導されたことが述べられている。
一方で、この件に関して在パリ貿易局は、昨年有効物質「ジメトエート」を理由としてフランスからトルコ産のさくらんぼも輸入が許可されなかったこと、今年もフランスによって有効物質「ジメトエート」を含む農産物の輸入に制限がかけられたことが発表され、輸出業者が今後集中するだろうさくらんぼの輸出においてフランス市場で問題が起こらないようにするため輸出手続きに先立って在パリ貿易局とコンタクトをとることが有益であると思われる。」
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:42731 )