エジプト:対テロ作戦実施中に兵士3人が死亡
2017年06月01日付 al-Quds al-Arabi 紙

■エジプト:ミニヤー砂漠付近での衝突で将兵3人が死亡

【カイロ:本紙:ターミル・ハンダーウィー】

エジプト軍は、昨5月31日、エジプト西部のバフリーヤ・オアシス地域で「テロ組織のメンバー」を追跡していた将校と兵士3人が殺害されたと発表した。

エジプト軍報道官ターミル・リファーイー大佐は、「バハリーヤ・オアシスのブワイティー地区にテロ組織のメンバーが潜伏しているという確かな情報に基づき、エジプト空軍は、テロリストのメンバー(人数は特定せず)の乗車が確認された四輪駆動車2台を破壊した」と述べた。また、リファーイー大佐は、「陸軍が同地区の掃討作戦を実施、押収物を処理を行なっている間、テロリストの自爆ベルトの1つが爆発し、将校・兵士3人が死亡した」と付言した。

エジプト治安筋によると、3人の将兵とは、ハーリド・シェイフ大佐、ムラード・ファトヒー中佐、イマード・マフムード軍曹である。

エジプト治安当局が明らかにしていたところによると、上エジプト西部の山地で過去数日間にわたって捜索作戦を継続。エジプト内務省の対テロ部隊は、特殊部隊や中央治安部隊の要員の支援を受け、アシュート県やミニヤー県、ギザ県、ワーディー・ゲディード県の西部山地で広範な捜索を実施した。同作戦は、ミニヤー県のテロ事件の実行犯を捜索するためのもので、アシュート、ミニヤー、ギザ、ワーディー・ゲディードの各治安当局との調整により行われた。

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( 翻訳者:朝武絢奈 )
( 記事ID:42749 )