エジプト:児童労働に関するILOの見解と失業率の高さに関するエジプト閣僚の見解
2017年06月04日付 Al-Ahram 紙
子どもの労働
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■ILOが児童労働世界反対デーを祝う
サアファーン:新しいプロジェクトが若者に百万の労働機会を提供する

【アイマン・ハーティル、シャーディヤ・ユースフ】

ムハンマド・サアファーン労働力大臣とガーダ・ワーリー社会連帯大臣は今日、国際労働機関ILOカイロ事務所が児童労働世界反対デーに合わせて主催する式典に参加した。

ILOカイロ事務所長であり、ディーセント・ワーク技術チーム北アフリカ諸国支部長であるピーター・ヴァン・ロージは、この式典ではエジプトにおける児童労働キャンペーンの努力と、子どものより良い生活を保障するための協力ならびに努力の集結を参加者に促すことが焦点になると述べた。

また、同氏は以下のように付け加えた。ILOのジュネーブ本部は、児童労働のために払われる努力に協力者の関心を向けさせ、共に努力するよう促すために、2002年に児童労働世界反対デーを設けた。

一方、労働力大臣が述べたところでは、政府が立案している多数のプロジェクトでは、若者に百万の労働の機会を提供する必要がある。これらプロジェクトの大部分は、来年の半ばに作業を開始し、実際の運営も行われ、その中で若者が雇用機会を得るという。

さらに同大臣は、イスラーム最高委員会がフセインモスク広場で催したイスラーム思想集会にて、イスラーム共同体の力と覚醒の基礎として労働は重要であり、失業率の抑制に寄与すると強調した。

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( 翻訳者:友添日向子 )
( 記事ID:42761 )