■エミレーツ航空のイニシアチブ「Together」は、ドバイ国際空港の旅行客の顧客体験向上のため、独創的で実務的な解決に傾注。

【ドバイ：本紙】

エミレーツ航空は、イニシアチブ「Together」を開始した。これはエミレーツ航空の主要な共同事業者であるドバイ税関、居住外事総局、ドバイ警察、ドバイ各空港との協力によるものである。同イニシアチブは、ハブとしてのドバイ国際空港における顧客体験の向上と、スマートさ、速さ、節約、サービス、安心、安全の6つの要素に基づく独創的で実務的な解決策の強調を目的としている。

この目的のため、現在までエミレーツグループ本部では2度会議が開かれ、いずれも成功を収めた。会議中、イニシアチブに参加する諸機関の代表者たちは、乗客の主なコメントとクレームに関する市場データを再考し、その全てに対処するのにふさわしい案を検討、そして、その案の短期・中期的な適用を行なった。議論された問題は、荷物の預入、追跡、請求、空港通過時の保安検査プロセスの簡素化から、旅行客が空港ビルに滞在する間の最新技術の利用にまで及んだ。

完全で柔軟な実務的方法を通して、すべての参加機関幹部を含む作業チームは、優先事項について合意し、綿密な調査に基づき4週間で適用可能な作業計画を立案するためのワークショップの組織を担うことになる。同時に作業チームは、将来のさらなる改善の導入を想起させるより大きな目標を検討する予定である。これは、他のグローバル都市に対してドバイを10年先行させるような発明を創出する「ドバイ10X」プログラムに応じたものである。

（後略）

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（ 翻訳者:下條実紘 ）
（ 記事ID:42786 )