サウジアラビア:下水道の整備で環境被害の改善を目指す
2017年06月15日付 al-Hayat 紙


■リヤド西部・南部の下水道網に関する1億4800万リヤル規模の4プロジェクトの実施

【リヤド:本紙】

国営水道会社のムハンマド・ビン・アフマド・ムークリーCEOは、リヤド市西部・南部地区での下水道網の建設を含む、1億4800万リヤル以上に達する4つの協定に署名した。請負業者に委ねられたこれらのプロジェクトは、水位上昇に苦しむ同地区の住民の環境被害改善を目的として行われている。

国営水道会社は、協定合意に際し、昨6月15日にプロジェクトの実施場所を正式に引き渡したと発表。28ヶ月以内にはプロジェクトの実施が完了し、該当地区の顧客に対する下水道サービスの準備が整うとの見通しを示した。

これらのプロジェクトは、「国家変革計画2020」に対する国営水道会社の生産物の一つとして行われる。同社は、この計画によって、顧客へのより良いサービスの提供と、居住用不動産からの下水漏れや水面上昇に起因する被害の改善を目指している。これらは、建設予定の下水道プロジェクトを通じて、排水することが可能となる。

(後略)

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( 翻訳者:菅沼実祝 )
( 記事ID:42821 )