トゥズ湖天然ガス地下貯蔵庫の貯蔵能力向上プロジェクトに向けた事前資格審査の最終申請は、8月4日(月)の15時まで行われる。
トゥズ湖天然ガス地下貯蔵庫の貯蔵能力向上プロジェクトにむけた入札が開かれる。入札における事前資格審査の申請日程は8月4日(月)になることが分かった。
国営パイプライン・石油輸送公社(BOTAŞ社)は入札に関連して告知を出し、本日付けの官報に掲載された。これによれば、天然ガスの貯蔵能力を向上させるために開かれるこの入札において、入札希望者は入札の最終申請を8月4日(月)の15時まで行うことができる。入札のための事前資格審査の基準を満たした各企業は、BOTAŞ社により9月中に招聘される予定だ。入札希望者は、事前資格審査の手続きに関する詳細な情報について、BOTAŞ社の天然ガス地下貯蔵局の局長に問い合わせることになる。
トゥズ湖下の天然ガス貯蔵施設に対する(ガス)貯蔵能力向上に向けた融資は、BOTAŞ社の世界銀行への申請の枠組みにおいて実施され、様々な金融機関が共同で融資する予定だ。ただし、この融資は世界銀行の関連法規の枠組みにおいて決められる。
施設では、レジェプ・タイイプ・エルドアン共和国大統領が参加した今年2月の開設式典を経て、貯槽へのガス充填が始まった。現在10億㎥の天然ガス貯蔵能力を有する施設では、貯蔵能力拡大に向けた工事を2022年までに完成させ、年間54億㎥の天然ガスを貯蔵可能にすることが計画されている。
世界銀行はトゥズ湖で行われるプロジェクトの初期段階に対し、2006年に調印された合意に基づき3億2500万ドル、2014年に調印された別の合意に基づき4億ドルの財源支援を保障した。
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( 翻訳者:成田健司 )
( 記事ID:42840 )