サウジアラビアとイラクは全面的に協力を強化
【メッカ:本紙】
サウジのサルマーン・アブドゥル・アズィーズ国王とイラクのハイダル・アバーディ首相が会談を行った。これを受けて両国はあらゆる分野における協力強化に合意した。
「サウジ国営通信」によると、アバーディ首相のサウジ訪問に関する両国の共同声明は、以下のように伝えた。ムハンマド・ビン・ナーイブ皇太子兼内務大臣と両国の上級高官が出席した会合では、二国間関係発展の手段と展望、両兄弟国の人民を資するあらゆる方面における協力の集約、さらに現在の両国共通の権益、とりわけ政治、治安、経済、貿易、投資、エネルギーの各分野について意見交換が行われた。また、関心が共通する地域問題と国際問題についても双方は議論したという。
また、ムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子兼国防相はアバーディ首相と別途会談を開いた。
上記の共同声明によると、両国は、二つの会談において、両国間と両国民をつなぐ宗教、兄弟、隣接、親族関係、運命共同体といった紐帯を強調した。また両者は、サウジアラビア王国とイラク共和国が実現した両国関係の本質的な進展に喜びを表明した。また、両国の高官の定期的な相互訪問の重要性を強調した。同様に両国のビジネスマンの定期的な相互訪問も強調された。これは、経済と貿易の関係を支援し、その関係を両国にとって有益かつ利益を生むような将来への発展を可能にする機会を得るためだという。
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:滝瀬晏子 )
( 記事ID:42845 )