■アメリカ人モデルのジジ・ハディードがアラブ版Vogueの表紙に現る

【ドバイ：本紙】

雑誌Vogueのアラビア語版は、創刊号において、パレスチナ系アメリカ人ファッションモデル、ジジ・ハディードを今月号の表紙に起用した。

イギリスのBBC電子版によると、彼女は自身のインスタグラムで「私はパレスチナとのハーフであるため、アラブ版Vogue第1号の表紙が私の写真で出版されたことは、私にとって大変大きな意味を持つ」と語った。

ハディードは、刺繍が施されたベールを被った姿で、アラビア語版と英語版の両方に掲載された。

また彼女は、「Vogueの各国版が存在することで最も素晴らしいのは、ファッション界が異なる文化とそれが世界と共に参加することを祝うことを可能にすることだと思う」と語った。

また、サウジアラビアのディーナー・アブドゥルアズィーズ王女が、Vogueの出版社であるコンデナスト・インターナショナルによって、アラビア語版の編集長に任命された。

アブドゥルアズィーズは、「ハディードは、たった一枚の写真で、Vogueを通じた声を持つことを長い間待ちわびていた地域に、千の言葉を届けた」と話した。

表紙に対する反応は、ハディードを応援し、支持するものだった。一方、いくつかのコメントは、次号以降におけるアラブ人モデルの起用について指摘していた。

Vogueアラビア語版の発行は同雑誌にとって22番目であり、カタールやサウジアラビア、バーレーン、クウェート、オマーン、アラブ首長国連邦などの中東諸国で販売される。

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（ 翻訳者:中山玲 ）
（ 記事ID:42886 )