ESTAコンストラクションはまた大事業の建設を開始した。ESTAコンストラクションが契約する新国際空港の建設が、落札されておよそ15日という短期間で始まった。空港は、初期段階において1億3000万ドルもの資本を投入される見込みだ。
先日、世界的大企業メルセデス・ベンツがロシアでの最大の投資である工場の入札を落札し、建設を始めたESTAコンストラクションから新たな攻撃がまた来た。 ESTA建設は、ロシアのサラトフ市で、初期段階の時点で1億3000万ドルもの資本が投入される新空港の建設権を落札後、わずか15日という短期間のうちに建設を開始した。2017年6月29日木曜日に執り行われた着工式にESTAコンストラクションCEOバハッティン・デミルビレキ、サラトフ州知事ラダエフ・ヴァレリイ・ヴァシレビッチ、レノヴァ・グループ創業者ヴィクトル・フェリクソヴィチ・ヴェキセルベルグ、ロシア航空相アレクサンドル・ヴァシレビチ・ネラドゥコ、諸地域空港会社社長チュドノフスキイ・エブゲニイ・アレクサンドロヴィチも列席した。ESTAは20社が参加した入札でトルコ、ロシア、イタリア、チェコからの強力なライバルを打ち破った。
■バハッティン・デミルビレキCEO「このプロジェクトで限界を超える」
ロシアの最大級の都市の一つサラトフに建設される新空港プロジェクトのためにたいへん興奮していると述べたESTAコンストラクションCEOバハッティン・デミルビレキ氏は、着工式にロシアと世界中からの重要な列席者とともに参席した。デミルビレキ氏は「本日ここで我々の重大なプロジェクトにようやく着手できる興奮とともに同時に2つの異なる幸福の間にはさまれております。まず初めに我々はこのプロジェクトによってサラトフ市が世界につながるよすがとなるわけです。さらにサラトフ空港の落札が決まってから15日という極めて短い期間で着工に取り掛かることが出来ました。これは我が社にとって重大な成果です。サラトフ市に建設される新空港でも今まで通り完全をモットーに進めていく所存です。このプロジェクトでは我々は限界を超えていきます。ロシア全土、特にサラトフ州で我々が取り掛かっているクオリティの高い事業をもって我々の軌跡を確かな歩みで進めていく次第です」と語った。
デミルビレキ氏は新空港のサラトフ市にとっての重要性にも言及し、「現状既存の空港は、100万人に近い人口を抱える都市の需要に応えることに困難をきたしている。技術インフラの特性が今日のテクノロジーから遠くかけ離れている。使用されているレーダーは旧式で、夜間着陸装置も実装されていません。非常に短い、アスファルトの滑走路があるだけです。加えて周りには高層ビルがあるために危険で、都市の中央部の交通に支障をもたらしています。この意味で新たに建設する空港は現代的建築やその傑出した技術によって都市を全く違ったものにするでしょう。一方で我々が建設する新空港が落成すれば、何百人もの人々に雇用の機会が生まれるわけです」と述べた。
■年間100万人の乗客定員
新サラトフ空港はESTAは、現代的建築を基礎としつつ建設され、金属加工とガラスを中心に3階から成ることになる。
この空港のターミナルビルは2万3054㎡、補助建屋は1万8093㎡で、屋内となる所は2000㎡となり、合計で4万3147㎡の面積で建設される。ロシアの第144番目の空港となるサラトフ空港だが、年間100万人、一時間あたり570名の乗客定員を特色とする。本プロジェクトは、827両の車両を収容できる屋外と屋内の駐車場も含めている。ESTAは「デザイン&ビルド」方式で建設工事に付随して計画作業を進めていく。これによると、 ESTAはプロジェクトで空港の全体建設を、空港のメインビルに加えてプライベートエリア、アスファルトの滑走路、パークエリア、ソーシャルエリアも含めて行う予定である。新空港に同時に50の大中の航空機が待機できるようになる。
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( 翻訳者:市野太音 )
( 記事ID:42895 )