テロ関連捜査における3つの罪状で、HDP(国民の民主主義党)所属アール選出国会議員のレイラ・ザナ氏に8年から20年の禁固刑が求められた裁判で、無罪判決が下った。
ディヤルバクル第5重罪裁判所でおこなわれた裁判審理にザナ議員は参加せず、弁護士が出廷した。
共和国検事局は起訴事実として準備した陳述において、ザナ議員が処罰される方向で訴訟が開かれたにもかかわらず、被告が犯したとされる罪に関し有罪とするには嫌疑が不十分で、明確で信用できる証拠も存在しないとの理由により、各罪状で無罪判決が下されるべきとの見解を示した。
ザナ議員の弁護士イブラヒム・チェリケル氏は、この陳述について意見すべきことはなく、裁判所が検察の陳述を考慮した判決を下すよう求めた。
裁判所は、ザナ議員の「武装テロ組織のメンバーであること」、「犯罪と犯罪者を称賛したこと」、及び「違法な集会とデモ行進に非武装で参加し、警告にもかかわらず自発的に散会しなかったこと」という罪状について、被告の行為は確かではないとの理由により無罪判決を下した。
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:42959 )