ギュレン、訪ねてきたAKP政治家を列挙
2017年07月12日付 Cumhuriyet 紙
クーデター未遂一周年が近づき、ドイツのラジオ局NPRのロベルト・ジーゲルと話したフェトフッラー・ギュレンは、自身を訪れた人々として、第11代大統領アブドゥッラー・ギュルと元首相アフメト・ダウトオールの名前を初めて挙げた。
7月15日クーデター未遂一周年が近づき、ドイツのラジオ局NPRのロベルト・ジーゲルに話すフェトフッラー・ギュレンは、「何千人もの人々がここを訪れに来た。訪れた人の中には、50人の国会議員がおり、その中にはアブドゥッラー・ギュルとアフメト・ダウトオールもいた」と述べた。
ギュレンは、こう述べた後、「このため、多くの人が私のことを知っているかもしれないが、私は彼らを知らない」と述べた。
■「エルドアンは、私を終わらせることができたら、この問題の渦中にいる人々全員の問題を解決できると考えている」
ギュレンは、「エルドアンは、私を終わらせることができたら、活動の渦中にいる人々全員の問題を解決できると考えているが、この活動は神につながる愛と犠牲の活動である。私たちの後にも人々は素晴らしい仕事をし続ける」と話した。
■「トルコには何百万人ものサポーターがいる」
インタビューで、トルコには何百万人ものサポーターがいると述べるギュレンは、クーデターの責任に関しても、2016年7月15日から現在までそうしてきたように、否定した。
■「私に希望を与えるものもある」
トルコの将来に関して「希望がない」と述べるギュレンは、これに対して、「自分自身に希望を与えるものもある」と強調した。
■「アメリカが適当とみなせば、トルコに帰ろう」
イギリスの通信社ロイターとも特別インタビューを行ったギュレンは、カナダに引っ越すという情報とトルコに帰ることに関して以下のように述べた。「情報は全く正しくない。もしアメリカが私がトルコに引き渡すことを適当と見たら、トルコに帰ろう。」
しかしギュレンは、アメリカ大統領ドナルド・トランプ政権が引き渡しを認めないと思うと述べた。辞任した元国家安全保障問題担当大統領補佐官であったマイケル・フリンにも触れたギュレンは、フリン氏がアメリカの政権から辞めさせられたことが自身にとって利したことになりうると述べた。
ロイター通信の情報によると、ワシントンにあるトルコ大使館とホワイトハウスがギュレンの返還に関する発表の件でコメントするを避けたことも明らかにした。
ロイター通信はギュレンがインタビューの際に、彼が「青白く活気がなかった」という情報も明らかにした。ニュースでは、「ギュレンはインタビューで青白く活気がなく、足を引きずりながら歩き、医者をすぐ近くに置いていた」とした。
ドゥヴァル紙の情報によると、「ギュレンは今日トルコで孤立させられた人物である」としたニュースでは、「多くの反政権派サポーターは日曜日、イスタンブルでエルドアンの抑圧に抗議するため街頭に繰り出したが、そこにはギュレンに対するシンパシーが見られることはなかった」と述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:内山千尋 )
( 記事ID:42963 )