■今期は170万人の巡礼者を迎える
【ジッダ:本紙】
サウジアラビアの巡礼省は来る巡礼期(8月30日から始まる)の間に170万人の巡礼者が空路で同国に到着すると伝えた。また同省によれば今年、パキスタン航空がハッジ便を開始し、24日(月曜日)の朝にはジッダにあるキング・アブドゥルアジーズ国際空港に、325人の巡礼者を乗せたパキスタン発の初めてのハッジ便が到着したという。
一方、メディナ空港にも651人の巡礼者の乗ったパキスタン発ハッジ便が3機到着、これに続いて世界の様々な国からハッジ便も到着した。先行する巡礼者の歓迎には、巡礼省や政府諸機関の高官、巡礼の企画を行う民間の団体が姿を見せた。
サウジ行きのハッジ便のラッシュは、ズール・ヒッジャ月5終日まで続くと予想され、キング・アブドゥルアジーズ国際空港に到着する巡礼者の数はおよそ95万人、またメディナ空港に到着する巡礼者はおよそ75万人と見積もられている。一方、陸路や海路で到着する巡礼者は10万人に達し、今年の巡礼期に登録された国籍は、世界178カ国以上に達っした。
また巡礼省は、客人が入国し、信仰行為を果たして出国するまでの間、客人にサービスを提供する作業計画の実施を開始したと伝えた。
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( 翻訳者:清水有理 )
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