カタール:サウジなど4カ国がICAOを主導する中国と会談
2017年07月26日付 al-Hayat 紙
国際民間航空機関(ICAO)
▪️4カ国、ICAO指導部に「カタール航空への領空通過禁止は主権に基づく措置」
【ドバイ:本紙】
7月26日付のバーレーンの通信社「BNA」によると、サウジアラビア、UAE、バーレーン、エジプトの四か国は、国際民間航空機関(ICAO)の今任期を主導する中国に、カタール及びカタールに登録された会社にのみ領空の閉鎖を適用し、いかなる形であれ、他の航空会社を含まないと通告した。この措置は主権国家の権利にも合致しているという。
「BNA」は北京からの報告の中で、中華人民共和国において信任されたバーレーン王国、サウジアラビア王国の大使及びUAE、エジプト・アラブ共和国の大使館の臨時代理大使が中国外交部西アジア・北アフリカ局局長Li Ding氏と昨7月25日同省本部で会合を開いたことに注目した。
この会合は、6月23日に開かれた第一回会議の協議と結果及びその最も重要な新しい展開の出現を思い出させるものである。その中には、カタール政府からICAOに提出された、4カ国がカタールの航空会社やカタールに登録された会社に対して領空を閉鎖する決定の停止のための異議申し立てもある。この会議は、理事国である中国が現在この機関を主導しているため、特に重要になっている。同機関は、今月末に開催される次の会議において、カタールからの異義と4カ国の反応を検討する予定である。
(後略)
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( 翻訳者:新宅涼 )
( 記事ID:43072 )