外務省の夏季の決定によってさまざまな国と主要都市に任命された数人の外交官が明らかにされた。在クアラルンプール大使館にメルヴェ・カバクチュ氏が任命される予定である。
美徳党から1999年委選ばれ、初めてスカーフを着用する国会議員となったメルヴェ・カバクチュ氏が、トルコのクアラルンプール大使になる。反発を理由に議会で宣誓を行えず、不正にアメリカ合衆国で市民権を得たためにトルコ共和国の市民権を剥奪されたメルヴェ・カバクチュ氏は、議員資格も失っていた。
■まず市民権
カバクチュ氏は。6月3日付の官報に掲載された閣僚会議の決定によって再びトルコ共和国の市民権を獲得した。メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、昨日、外務省の最新の大使任命決定に名前のある人々に電話で新しい職務を通知し始めた。カバクチュ氏は、トルコの在クアラルンプール大使となる。
■メルジャン氏も東京大使に
かつてのAKP議員のムラト・メルジャン氏もトルコの在東京大使として任命される予定である。AKPの創始メンバーであるメルジャン氏は23期のトルコ大国民議会の外務外交委員会の委員長であり、エネルギー・天然資源省の副大臣であった。
■30人のリスト
合計で30人のリストにある大使のために彼らが任命される予定の国々からのアグレマンが望まれる。その後3つの決定によって任命が行われ、官報に掲載される予定である。
チャヴシュオール大臣が昨日のように任命を通知した16人の大使のリストは以下のとおりである。
ラパス(ボリビア):セラプ・オズジョシュクン
バーレーン:ケマル・デミルジレル
ソウル:エルスィン・エルチン
東京:ムラト・メルジャン
マラボ(赤道ギニア):シェブネム・ジェンク
イスラマバード(パキスタン):ムスタファ・ユルダクル
トビリシ(ジョージア):ジェレン・ヤズガン
バレッタ(マルタ):バシャク・チュルクオール
ソフィア(ブルガリア):ハサン・ウルソイ
カブール:オウズハン・エルトゥールル
国連(ウィーン)常任代表:アフメト・ムフタル・ギュン
リーブルヴィル(ガボン):シュファン・エルクラ
ストックホルム:エムレ・ユント
ブリュッセル:レヴェント・ギュムリュクチュ
グアテマラ:スレイマン・ギョクチェ
サントドミンゴ(ドミニカ):エラ・ギョルケム
ブダペスト:アキフ・オクタイ
クアラルンプール:メルヴェ・カバクチュ
■メルヴェ・カバクチュとは誰なのか?
美徳党から1999年4月18日の選挙においてイスタンブール県選出の国会議員として選ばれた。1999年5月に議会と宣誓式にスカーフを着用してくると、議会から追放された。閣僚会議の決定でアメリカ合衆国の市民であることを報告していなかったために市民権を剥奪された。1999年にアメリカに定住した。現在ワシントンのジョージ・ワシントン大学国際関係学部で教員として働いている。最近メルヴェ・カバクチュ氏は再びトルコ共和国の市民権を獲得した。
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( 翻訳者:岩井美咲 )
( 記事ID:43075 )