エジプト:アズハル大学総長、アズハル学院高等部の成績優秀者への奨学金を2万ポンドに増額
2017年08月09日付 Al-Ahram 紙
■奨励金が2万ポンドに増額。また保護者は成績優秀者表彰式にてアズハル大学総長を歓声で迎える
【カイロ:マルワ・バシール】
ナセル・シティにあるアズハル会議ホールで昨日、アズハル学院高等部の成績優秀者の表彰式が行われた。保護者は自分たちの子供たちの成績が優秀であること、またアズハル大学総長が子供たちを祝うことへの喜びを示すべく歓声をあげ、会場は歓喜に包まれた。アズハル大学総長は、アズハル学院の学生に多大なる関心を払っており、生徒たちを心から理解している旨強調した。
アズハル大学総長の大イマーム、アフマド・タイブ氏は、アズハル学院高等部の各クラスの成績最優秀者への奨学金を2万ポンドまで引き上げることを決定した。また保護者に対しては、子供たちの学力と成績の向上を促したことへの労いとして、巡礼や小巡礼の旅行を贈与することも取り決めた。同様に、成績優秀者にはアズハル大学の学費と、アズハル言語翻訳センターでの英語教育の学費免除を決定した。
今次の表彰式には、アブデル・アール代議員議長、マフムード・シェリフ代議員副議長、多数の議員、アズハル大学副総長であるアッバース・シャウマーン教授を筆頭とする役員、そしてアズハル学院長ムハンマド・アブー・ゼイドが出席した。
アフマド・タイブ大学総長は学生たちへのアドバイスとしてこう語った。「もしも、私が父、あるいは教員としてアドバイスをするとしたら、他の学生がそうであるように、あなたたちの人生の選択肢が広がるよう、アズハル大学の言語教育センターでの外国語学習にどん欲になることでしょう。」
一方、マフムード・シェリフ副議長は、アズハル学院高等部の成績上位者に5万ポンドの奨学金を割り当てた。
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( 翻訳者:宮下香純 )
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