グループ・ヨルムメンバー、ハンガーストライキ開始
2017年08月09日付 Cumhuriyet 紙


グループ・ヨルムは、メンバーのスルタン・ギョクチェキ、フラト・クル、ディラン・ポリャズ、ベルギュン・ヴァラン、コーラス・メンバーのイリヤス・カザンとイディル人民劇場の役者アキフ・ウズンの釈放のため、ヌリイェとセミフの要求の承認を求め一か月間のハンガーストライキを開始した。

グループ・ヨルムによるハンガーストライキに関する発表でも不正が強調された。発表では、「公正発展党(AKP)政権は統治能力がない、治められないにつれ、民衆に襲い掛かる。命令によって検事たちに、裁判官たちに逮捕の決定を下させている。泥棒、痴漢、ストーカーが自由に通りをうろつき、麻薬の売人が自由に通りを歩き回っている。しかし不正に異を唱える芸術家たちは、仕事に取り組もうとする学者たちは刑務所に囚われている」という表現を用いた。

発表の続きでは以下のような表現が用いられた。

「我々はこの不正を受け入れることはできない。一握りの金持ち、強欲家が身勝手にのさばってしまうからといって、自分たちの権利を諦めはしない、人間性を、尊厳を捨てはしない。我々は恐れることはない。それどころかAKPは我々を恐れている。その恐怖を増大させよう。この国の芸術家たちを、学者たちを自分たちのような考えをもたないと言って投獄する者を政治的に死んでいるとは言わない。既に死んでいると言っている。素晴らしくそして正しい道を進んでいる。AKPが攻撃しているのがその証拠だ。我々の抵抗、要求、怒りの結果がAKPのこの無力な攻撃を生んでいる。

そういうわけで、一か月間の断食を始めるのである。我々の全ての聴衆を間近に見たい。全ての仲間をハンガーストライキに手を貸し、ハンガーストライキを拡大させるよう誘う。

8月8日火曜日19時に皆さんをキュチュク・アルムトゥル地区で無期限のハンガーストライキを続けているメフメト・ギュヴェリの抵抗の拠点で開始するハンガーストライキで待っている。

囚われの身となっているグループ・ヨルムのメンバーを早急に解放せよ。

ヌリイェとセミフの要求は受け入れられなければならない!

正義を希求する、我々は正しい、我々は勝利する!」

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:43211 )