CHP議員逮捕に、クルチダルオール党首「納得できない」
2017年09月01日付 Cumhuriyet 紙
マルテペ刑務所で拘留されているCHP議員エニス・ベルベルオールを訪れたCHP党首ケマル・クルチダルオール氏は、「議員が逮捕されたことは納得できない。民主主義への侮辱だ」と話した。
CHP党首ケマル・クルチダルオール氏は、CHPイスタンブル市議エニス・ベルベルオール氏を訪れた後、会見で次のように話した。「エニス・ベルベルオール氏を訪れた。精神状態の面ではよい。次の点で残念だ。何も罪もない人を不公平な方法で逮捕したことはまったく納得できない。 司法が特定の人からの命令で決定を下した場合、その国には公正さがなく、その国では誰も人命や財産の補償がない。人名と財産の安全を保障するのは、独立した法である、司法である。議員が逮捕されたことは納得できない。民主主義への侮辱だ。司法の独立を、特に国の統治者は考慮すべきである。」
CHP党首ケマル・クルチダルオール氏は、マルテペ刑務所で拘留されているエニス・ベルベルオール氏を訪問した後、会見を行った。約1時間15分続いた面談の後刑務所の前で会見を行った同党首は、まずクルバン・バイラムの祝いの言葉を始めた。同党首は、次のように話した。「エニス・ベルベルオールを訪問した。精神状態の面ではよい。次の点で残念だ。何も罪もない人を不公平な方法で逮捕したことはまったく納得できない。エニス氏は民主主義の活動を行っている。エニス氏は選出された国会議員だ。選出された議員を投獄することは国民の意思を投獄することを意味する。」
■「議員の逮捕は納得ができない。民主主義への侮辱だ」
クルチダルオール氏は、「議員の逮捕は納得ができない。民主主義への侮辱だ。しかしこれら全てにも関わらず我々は活動は継続する。この国に、本当の意味での権利、法と正義をもたらすために戦う。だれも、無罪の人の逮捕、拘留をしないでほしい。司法の独立と中立を、このために求めている。」と話した。
■「人命と財産を保障するのは、独立した法である、司法である。」
クルチダルオール氏は、「もしある国で、司法が、中立でも独立でもなかったら、司法が特定の人からの命令で判決を下していたら、その国には公正はなく、その国には、誰も人命と財産の保障がない。人命と財産を保障するのは、独立した法である、司法である。」
■「特に国を統治する者は、司法の独立に注意を払う必要がある」
司法の独立を強調するクルチダルオール氏は、次のように話した。「今の時点で、残念ながら異なる姿がトルコの前にある。ここから国を統治する者たちに呼びかける。司法の独立について、我々が、どれだけ神経を払っているか。それと同じ感受性を、社会の全ての人々が、特に国を統治する者がもつ必要がある。」
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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:43323 )