サウジアラビア:海外からの巡礼者が聖地を清掃(1)
2017年09月07日付 al-Hayat 紙
■アメリカからの巡礼者らがアズィーズィーヤの通りを掃除(1)
【メッカ:本紙】
多くのアメリカの巡礼者が「メッカは清潔」をスローガンに、ハッジ(巡礼)の季節終了後に滞在場所周辺の通りの清掃の取り組みを始めた。彼らは、聖地からアズィーズィーヤ地区のホテルにある通常の滞在場所に移った。これは、メッカの街の通りの美しさを、巡礼者たちの心の中にある聖地に見合うものへと回復させることを目的としている。それこそが巡礼者を動かし、このボランティア活動採択を後押しするものであった。
最近、ソーシャル・メディア・ネットワークで広範囲に出回ったビデオは、アズィーズィーヤ地区のダリール通りに展開するイスラム教徒の青年男女を映し出した。彼らは「ハッジの新月」というキャンペーン本部の周辺路の清掃を開始した。清掃にともなう塵や埃の影響からの防護マスクを着用し、キャンペーン対象となる通りに対処するための清掃用具一式を用意していた。
さらに、通りで通行人の一人が撮影したビデオが拡散。撮影した男性は、この取り組みを歓迎し、評価するとコメント、若者らの関心を絶賛し、彼らに幸あれかしと願った。キャンペーンは最終段階まで進展したが、通りには、活動を続けているキャンペーンのメンバーが集めたのもの以外に汚れがない。
(2)へ続く
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( 翻訳者:加納真理佳 )
( 記事ID:43347 )