■レバノン:結婚式と計画...こうやって結婚式を準備するんです!
結婚式はパーティーではない
夜のパーティーでは、花嫁と花婿は家族の招待客を迎えなければならないとサアド氏は強く述べる。「結婚式は「パーティー」ではなく、踊りに終始しなくてもいいことを、花嫁と花婿は理解しなくてはいけません。」と語る。そして、花嫁と花婿は喜んでもいいが夜会中ずっとダンスをしてはいけないと付け加えた。さらに、女性の招待客には、フリップフロップシューズで夜会に出席しないよう呼びかけ、基本的には履き心地の良いヒールの靴を履くように呼びかけている。
一方、サアド氏は、「ケーキ入刀は、花嫁と花婿の結婚が公式に発表されたと認められる瞬間であり、招待客はケーキ入刀が終わる前に式を離れてはいけません。」と説明した。
続けて「ケーキは2人が好きな味なら何でもよいが、表面は白一色でなければならない。」と述べた。
ケーキ入刀に関してさらに同氏は以下のように述べる。「招待客の内、若い男性と女性はふざけて新郎新婦の顔にクリームを塗ろうとしますが、これは禁止事項です。好ましくありません。結婚式は好き勝手に振る舞うパーティーではないことを覚えておいてください。」とサアド氏は語った。
「お返しギフト」がある場合について、同氏は以下のように述べる。「花嫁と花婿は誰かにプレゼントがあることを招待客に伝えてもらうよう頼みましょう。特にプレゼントがテーブルの上にある場合はそうしましょう。招待客の誰かと一緒にプレゼントを置いた机に行き、あなた方へのプレゼントですと説明するのが適切ですね。」
最期にサアド氏は、結婚式に出席してくれた人にサンキューカードを送るよう勧める。「ヨーロッパでは、結婚式の後にサンキューカードを送る習慣がある。レバノンでもこの習慣が見られるようになると良い。花嫁と花婿が招待状を準備するようにサンキューカードを準備するようになると良いですね。」と語った。
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( 翻訳者:岩崎ソフィア )
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