パレスチナ:ファタハ、PAにガザでの権限行使を訴え
2017年09月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
◼️ファタハ、パレスチナ政府にガザに行って権限を行使するよう訴える。
【本紙】
ファタハ中央委員会は、土曜(23日)夜、パレスチナ統一政府に、ガザ地区に行って、全ての分野における権限行使を訴えた。
同委員会はラマッラーでの会議の直後、声明を出し、「和解協定の実行、統一国家回復のため、綿密なプランに到達するよう議論を重ねる準備がある」と表明した。
同委員会は声明の中で、同胞のアラブ諸国や友好国に、ガザへの支援の強化、また、国民統一政府を正統な唯一の機関と見なして、その支援を同政府に向けるよう呼びかけた。
そして中央委員会は、同会議の中で、パレスチナのマフムード・アッバース議長の指揮のもと、政治と和解の状況の進展と、国連総会での最近の同氏のスピーチについて議論した。
また、同氏は会議の冒頭で「ハマースによるガザの(政府組織運営の責任を担う)行政委員会の解散は、かねてからの我々の要求に応えるものである」と述べた。また、「この(委員会の解散という)事実は、全ての指導者による幅広い議論を必要とする。国の再統一という、私たちが希望し、欲するこの結果に至るためである」と付言した。
パレスチナ大統領は、先週水曜(20日)の国連総会でのスピーチの中で、「パレスチナの統一政府は、その業務を遂行するため、今週末にガザに赴く」と発表した。
(後略)
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( 翻訳者:廣瀬奈美 )
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