ジュムフリイェト紙裁判、カドゥリ・ギュルセル釈放「喜べる点はない」
2017年09月26日付 Hurriyet 紙


ジュムフリイェト裁判で、要求に関して意見を求められた検察官のハジュ・ハサン・ビョリュクバシュ氏は、アフメト・スク、ムラト・サブンジュ、カドゥリ・ギュルセルらを含む拘束されている被告6人の拘束延長の決定がなされたことを主張した。検察官の主張のあと、決定を発表した裁判委員会は、拘束されている被告人:アフメト・スク、ムラト・サブンジュ、アクン・アタライ、エムレ・イペル、アフメト・ケマル・アイドードゥの以上5名の拘束を続けることを決定した。カドゥリ・ギュルセルは、釈放されることが決められた。釈放後、会見を行ったギュルセル氏は、以下のように話した。「私たちを支援してくれた全ての人に感謝している。私たちに、団結することがどれだけ大切なのかを今一度教えてくれた。喜べるようなことはない。不当で、証拠のない罪をもって拘束されたジュムフーリエット職員が問題だ。」

ジュムフリイェト紙の記者、幹部、特派員および職員がかけられた裁判の第三回公判が今日チャーラヤン裁判所で行われた。

検察官のハジュ・ハサン・ビョリュクバシュ氏は、アフメト・スク、ムラト・サブンジュ、カドゥリ・ギュルセルらを含む拘束されている被告6人の拘束延長の決定がなされたことを主張した。裁判所検察官の主張に反対する被告と弁護士の供述が続いた。

■中間決定が発表:カドゥリ・ギュルセル氏釈放

検察官の主張のあと、決定を発表した裁判委員会は、拘束されている被告人:アフメト・スク、ムラト・サブンジュ、アクン・アタライ、エムレ・イペル、アフメト・ケマル・アイドードゥの以上5名の拘束を続けることを決定した。記者のカドゥリ・ギュルセルは、釈放されることが決められた。
裁判所の釈放の要求の評価が行われるために、22:30まで時間を要した。そしてカドゥリ・ギュルセル氏の釈放が決定された。
公判は10月31日9:30に延期された。

ジュムフリイェト紙の出版コンサルタントで地方記者のカドゥリ・ギュルセル氏は、拘置所の前で、家族、親戚、同僚、議員らが集まった群衆に出迎えられた。

■釈放後はじめての会見

カドゥリ・ギュルセル氏は釈放後、拘置所の前で以下のように話した。
「私たちを支援してくれた全ての人に感謝している。私たちに、団結することがどれだけ大切なのかを今一度教えてくれた。この世論はこれのおかげで成り立ったものだ。残された4人の友人たちの名前にも、これらをあなたたちに知らせている。喜べるような点はない。不当で、証拠のない罪をもって拘束されたジュムフリイェト職員が問題だ。」
妻のナジレ・カルカン・ギュルセルさんも辛い喜びが生じたと述べ、以下のように話した。「中、外のどちらにいる全ての友人たちのためにも私は今日こう話している。公正な場所を見つけたとは言えない。なぜなら公正な場所をみつけたといえるような裁判ではないのだから、これは。」

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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:43458 )